昨年ちらっと見たノルウェー映画をWOWOWで放映していたのを見つけ録画してもう一度じっくりと見てみた。北欧映画は割りと面積多めなボカシがすぐ出てきますね・・・フルッティンな姿を見るのも一度二度のみならずっ!
映画の筋はネタバレも含めて、Wikipedia にぜーんぶ書いてある。誰だこれ編集したヤツってちょっととっちめたくなるくらいぜーんぶオチまで書いてある。
モデルみたいな長身グラマー美人妻ダイアナと暮らしてる身長168cmの主人公ロジャー。妻との暮らしは充実していて満たされているけれど、彼の本心ではその身長差がかなりコンプレックス。昼間は有能なヘッドハンターとして、その合間に泥棒稼業をして彼女に豊かな暮らしを提供することでなんとか愛をつなぎとめている(つもり)。「子供がほしいわ」というダイアナに、「子供なんかできちゃったら僕への愛はますます薄れちゃうんじゃなかろうか」と不安にかられ、どうしても子作りに専念できない。その割によそにザ・体だけの関係の女もきちんといたりする。そこに現れる長身イケメンでリッチな実業家クラス! なんでそんなに神様はいろいろ与えやがるんだよ、とロジャーの気持ちになって毒づきたくなる瞬間。人に好意をもたれることに慣れているダイアナは、クラスの親しみある態度をすんなりと受け入れてしまう、だいたい夫は子作りに協力してくれないしね!
とかなんとかやってるうちにクラスが持ってる高価な絵画を盗もうと、彼の家に忍び込んだロジャー! その寝室で見つけてしまった妻ダイアナのスマートフォン! なぜ!!! なぜー! やっぱり俺のことなんか愛してなかったんだーうわわわーーん!
そんでまぁクラスに生命の危険を脅かされるような目に遭わされたりなんたりした後、二人は和解。妻ダイアナは「ごめんなさい、クラスとのことは遊びだったの、私は自分自身が恥ずかしいわ」とあっさり白状。ロジャーもよそに体だけの関係の女がいたことをあっさり白状。うん、あっさり白状するんだー!
「私のために泥棒なんてしなくていいのよ、私の愛に偽りはないのに(身長差なんてケツの穴の小さいこと言ってんじゃないですよ)」と伝えるダイアナ。「ぼかぁぼかぁなんてバカだったんだ!」と唇を噛みしめるロジャー、そして改めて深まる二人の愛・・・。うん、ここはわかる。
そしてクラスに一泡吹かせようと画策したロジャーは「クラスと会ってこれこれこう細工してきてよ」とダイアナに頼む。二人の将来のために「オッケー☆」とひらりとクラスの元に駆けつけるダイアナ。そしてダイアナはクラスの寝室でホニャララしたその隙にそのミッションを完遂させてくる。うん、そこでもう一回エッチするんだー!!
ふぅ・・・ノルウェー、北欧の愛は奥が深い・・・奥が深いぜよ・・・・。
100分弱のトンチの効いた作品なので、ドラゴン・タトゥーの女とかが好きな人にはぜひ進めたいー。そして北欧のリッチな暮らしぶりをぜひ堪能していただきたいー。個人的には地味にファンを増やしたい作品です。ハリウッドでリメイクされるというので今から楽しみです!