粉雪や一人賢者の贈り物/ハイヒールを数年ぶりに買ったお話

粉雪
2005年の歌なんだねー。

香港でワンピース買ってきたらそれに似合うハイヒールがないでござる!! 最近はラウンドトゥのガーリーなパンプスばかりが売られているでござる!! つま先がしゅっとして、踵がきゅっとして、脚の甲がすぱっと見えて、足首がぎゅっと見えるパンプスはないのかー! おリッツカールトン一泊分のお値段くらいする、買っただけで店員さんが恭しくシャンパン一杯運んでくるような靴底が赤いハイヒールを買えというのかー! そんなハイヒールで地下鉄に乗れというのかー! 人民にパンをー! ウカやんに納得いく価格の納得いくデザインの納得行く履き心地のハイヒールをー!!!

と心の中でシュプレヒコールを上げながら神楽坂駅前を歩いていたら雪がざんざか降ってきたので、駅前のla kagu に避難。そこに思い描いていたものそのものずばりなものがありました。『サザビーリーグが地味な新宿区民に宣戦布告してきたぁ』といった感じのla kagu ですが、バーゲンやってました。バーゲンやってても『まだまだ喧嘩売ってますね』な価格帯でしたが、『この建物でアパレルものを買うのは最初で最後だろうな』と考え、連れ帰ってきました。うっとり。何年ぶりだろ、こんなハイヒール買ったの。

これで歩くぞ、バッグの底に緊急用のビーチサンダルを入れて!!!

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