ひな祭り激しく女子の祭典へ／宝塚雪組「ルパン三世」

なんというかこういうキラキラしたものを一心に見たいという欲望があり、行ってきました、宝塚に！

あらすじは、ルパン三世がうっかりタイムスリップしてしまい、フランス革命前夜のパリに一同揃って到着、もちろん銭形のとっつぁんも。そこで出会ったマリー・アントワネットとうっかり恋に落ちてしまい、あら大変！　ルパン三世とベルサイユのばらが一緒に楽しめるお買い得演目でしたわ。あぁぁぁ、うんうん、若いがんばりやさんのお嬢さんたちが美しくラインダンスをするだけで、あたいあたい、涙が止まらなくなるわ。がんばってね、みんなビッグになるんですよ。

今日はひな祭りだったので、ひな祭り関連アドリブが連発し、あら、宝塚もアドリブやっていいんだーとちょっとおのろいた。ちょっとおかしかったのは、パリの貴族が「あたしたち、このままじゃ破産しちゃうんですぅー、セーヌ川に身投げしなくちゃいけないんですー」と叫んだあとに「♪お内裏様とお雛様　二人並んでセーヌ川」と・・。ぷぷ・・・。んもう。ニヤニヤ。マリー・アントワネットがお母様の形見にもらったでっかいネックレスを取り出すときには「ぼんぼりー」、「今日は一体なんの日だ？」「３月３日で・・」「耳の日！」とか、もう、うぷぷ・・・ニヤニヤ。「耳の日！」はカリオストロ様がおっしゃいましたからね。なんとまぁ。

開演３分で銭形警部の「ばっかもーん！　そいつがルパンだ！」と出てくるし、五右衛門は「またつまらぬものを斬ってしまった」という言ってくれるし、これだけ世間のみなさまが知ってるものを題材にしてよくまとめきったな、と、それも宝塚で。大野雄二さんの楽曲がオーケストラで聴けるとか、エンディングは早霧 せいなさんがルパン三世のテーマを歌って終わるとか大変にサービス満点な演目でした。

あーキラキラした。めっさキラキラしてきた。
しばらくツヤツヤできるわー。いいひな祭りだったわー。
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