ヤン・リーピンのシャングリラ


ヤン・リーピンのシャングリラ、オーチャードホールにて。
Y夫人にお招きいただく。
この舞台のプロデューサーであるヤン・リーピンが自らたずね歩き中国の農村からスカウトしてきた数十名のダンサーたちで構成された原始的な求愛のダンスに圧倒される。太陽信仰を演じた太鼓の演奏では、迫力ある音を叩く男性の動きがたいそうなまめかしくて目のやりばに困った。あれはもうセックスでした。太鼓が女性器、撥が男性器の象徴なんだそうです。アイヤー。中国の京劇らしい香りがたまにしたり、プリミティブな熱情に突き動かされてしまいたくなる、夢のような時間でした。ノーカントリーもそうだったけど、自分が生まれた土地の風景や気候が、その人の人生や性格を色づけるのにどれだけ重要なものか、まざまざと見せられたような。
『シャングリラ』特集ページで、動画が見られるので是非。数年前、清澄白河で見たジンガロを思い出したわ。ジンガロもう一度見たいなー。でも今度はチケットをもう少し安くしてほしいにゃー。
着た着物
・青白灰の横じま紬
・更紗の帯
ヒグマ更新。なかなか要職につけなくて残念よね。麻生さんみたいね。

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