作並・松島一の坊二番勝負!

ちょっと前の話。作並温泉の一の坊に泊まりにいってきました。ここはですねぇ、広瀬川源流の川に面した野趣あふれる露天風呂がどど~んとありまして、温泉を堪能する、ただその一点にのみ注力を注いだ素敵温泉なんですよ! ひなびた温泉旅館の情緒とか、地のもの旬のものを活かした豪奢な食事とか、グォージャスな広すぎ調度品をしつらえた和室と次の間6畳とか、上質空間星野リゾートとかそういうのとは一線を画しておりまして、「あんたら温泉に浸かりにきたんじゃろ? 邪魔しませんから入りなさい、入りなさい、好きなだけ入っておきなさい」という「泊まれる」ほったっらかし温泉なんざんす。当方4年ぶり三度目の宿泊ですわ。泊まるたびに研ぎ澄まされていく旅館から繰り出される「温泉浸かっとけや!」攻撃、素晴らしい、ディ・モールト!

夕食・朝食ともにバイキングなのであまりそこにも人件費割いてません(でもとてもよく工夫されているし、おいしいです)。広々ロビーでは、宿泊客にソフトドリンクとおやつが無料で提供されています。作業ができる大テーブルとおしゃべりが楽しめるソファ席が多数、大きな窓に面して並べられたマッサージチェア、・・・なんじゃこの温泉地獄は! 長い廊下を渡ってようやく到着する露天風呂は夏にはこんなんになるんですよ、あなた! ディ・モールトゥ・・・。好きなだけ本持ち込んで客室でごろり読書、アワアワしたお酒でゴロリ、チェックアウトぎりぎりまで都合6回、入浴いたしました。露天風呂がついた客室もあるみたいなんですが、この旅館に限っては一番お手頃なお部屋でもよいと思う。だって短い滞在時間の中で一番長く過ごすのが露天風呂なんですもの。次回の吟行会場としたいものです。

その翌日は同系列の松島一の坊へ。こっちは温泉旅館というよりは立派で巨大な観光ホテルですね、上の写真は松島一の坊のお庭です。建物の最上階にあるちょっと熱めの天空の露天風呂で浸かる、のぼせる、コーヒ牛乳! 時間が余ったので館内のSPAも利用! 岩盤浴、サウナ、クールダウン、岩盤浴、サウナ、クールダウンの繰り返しでツヤッツヤ! いや、こういうことがしたかったわけじゃないんだが、うむ、泊まるなら作並温泉じゃのぅとブツブツ呟きながら仙台駅でくるみ柚餅子を買って帰りましたとさ。

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