あの人は未来の私かもしれぬ/入江喜和「たそがれたかこ」

たそがれたかこ(1)

あらすじはAmazonから。
たかこは、母と暮らすバツイチ45歳。深川から自転車で新大橋を渡り、社員食堂のパートに通う。とくに大きな原因はない。逆にすべてが原因でイヤになっているのだろうか――。このところ、夜にやられて隅田川のほとりで一人、酒を飲む。ところが、だれもいないと思ったそこで、声をかけてきた男がいて――!? ふんばりざかりをふんばる人に、届けたい物語。

ふんばりざかり!!!! ふんばりざかりというのですね!!!!

先日Kindle の期間限定・第一巻無料キャンペーンコーナーにて入江喜和さん特集がありまして「この人の漫画って気になってるんだけど、読んだことないのよねー」と思って「おかめ日和」「杯気分!肴姫」「たそがれたかこ」のそれぞれの第一巻をダウンロードして機内で没頭しましたのよん。そんでいま、たそがれたかこの第一巻を読み終え、まんまと次の既刊4巻まで買おうとしている私がここにいますよ! そして私のiPadは漫画だらけ! さらに、第一巻だけ欠けた連作の多いこと多いこと(買えよ・・・)。作品にとにかく触れさせるってのは大事なことですなぁ。字の本はiPhoneで、漫画はiPadで、みなさんもそうざんしょ? 本という物体を運ぶのがどんどん苦になってるな。

それで「たそがれたかこ」さん。45歳のたかこさん、45歳ってそうか、漫画で表現するとこんな感じなのか・・・。

隣で寝ている高校生の娘を横目で見ながら、
「寝顔が光ってる・・・・ 生クリームでできてるみたい・・・・」

気になる若いアーティストのCDを買ってきて一人身悶えた翌朝、トイレを出たあと、
「3ヶ月ぶり・・・・ か」
生理がきたんですね・・・・

そのアーティストの動画を見てまたも身悶えるたかこさん、
「はぁー(中略)この火照りと動悸は・・・ A.恋(ビョーキ)? B.更年期?」

そうかぁ・・・これが45歳のリアルなのか・・・。漫画のほうが現実よりよりリアルだというのか。たかこさん、額の上方に必ずシワが一本描き込まれていて、髪も真っ黒には表現されていない、他人から見たら私もこういう年なんだよなと自らを反省してる最中。たかこさんの明日はどっちだ、応援するよー。

新宿駅などの貧富の差の幅が広く、ファッションも多様なエリアでちょっと年上の女性たちを眺めては「私もああいうババアになるのかな・・・イヤイヤイヤ」と首を横に振ったり縦に振ったり大忙し。
チュニックを着てナイロンのバッグを斜めがけにするおばさんにはならないと思う。「これって体型隠れていいのよぅー」とイッセイミヤケのプリーツ・プリーズを着る、ということも避けたい、だいたいその体型、別に隠れてはいないですし。本当にどんなババアになっていけばよいのかしら。ただいま模索中。

おじさんも難しいよね! 同世代のサラリーマンが背広にボディバッグをあわせているのを先日駅でみかけました。えっとーそれってアリなの、アリなんですか、とちょっとびっくりした。アリなんですか? 「女の友情と筋肉」のユイちゃんの彼氏ならまだしも、ドヤナベ君やユウヤがこのバッグで仕事に行くとは思えない。

男の仕事鞄はヴィトンのタイガがよいなーと思うんですけど、これも使い込んでないとかっちょ悪いのでそれまでその鞄にふさわしいキャリア積むのが肝要ですよね。写真がいまいちですが、まぁこういうヤツです。

ボッテガ先生が変な鞄作ってた。ボッテガ先生のアイコンであるイントレチャート風に見えるように型押し加工した一枚革のトートバッグ。「えぇー、やっぱり40万もするトートバッグを買うってのは庶民のみなさんにはハードルが高いのかちら、どうかちら! ここは戦略を変えて手を出しやすい価格帯のを作りましょうよ! 軽さと機能性を追求したってことにすれば買う側のエクスキューズにもなるわよ! 価格的にはゴヤールのトートバッグの対抗馬になるようにね! どうかちらー」ということなのかしら。まぁ確かに軽かったけれども、うぅーん、君らのアイコンはどこに! と思ってよくみたら、ボッテガの蝶々が刻印されたでかめのタグがついてた。タグでブランド訴えるって・・・それでいいの、ボッテガ先生っ! あんたお高い鞄をお高い層にバンスカ売ってりゃいいじゃない、手に届くところにこないで頂戴っ!

しかし、男の鞄は難しい。歳相応の鞄ってのが本当に難しいねぇ。40代超えるとなるとセンスとキャリアと収入の具合が見てとれますやん、特に勤め人は。難しいねぇ。

2 COMMENTS

のの吉

ややおしゃれでTUMI。
珍しいところでGUCCI(元研究職。バブル入社)。
大抵ノーブランド。
で、体力に問題あるか荷物多すぎだとリュック。
自身はグレゴリーのリュック(背中側、ニットが玉になりにくい)
色はおしなべて黒。

私の周りはこんなもんです。社長さんとは住んでる世界が違うんだー。だー。と思いつつ書き連ねてみました。

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ukasuga

ボディバッグを背負ってるサラリーマン諸氏は駅まで自転車なのでは、というお話を伺いました。にゃるほど! それなら合点がいきます。
あと、オロビアンコのリボンをはずそうよ問題は、オロビアンコ側がきちんと表明してあげるべきではないかという話で落ち着きました。
グレゴリーは毛玉になりにくいのですね、メモメモ。

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