ファンタジーでもいい野球の物語/映画「KANO ~1931 海の向こうの甲子園~」

KANO ―カノ―: 1931 海の向こうの甲子園

機内放送で。あらすじはYahooシネマから。
日本統治下の1931年に台湾代表として見事甲子園出場を果たし、決勝まで進出した台南州立嘉義農林学校の実話を基に描く感動作。

永瀬正敏演じる松山商業出身の近藤兵太郎氏が、試合に一度も勝ったことのない台湾南部のへっぽこ野球部・嘉義農林学校野球部(現在の国立嘉義大学)の鬼監督となり、彼等をみごと本土開催の甲子園で準優勝にまで導くという感動の実話! 

映画の冒頭、街を歩く和服の女の子の帯が浴衣セットの付け帯じゃないすか?
な・ななな永瀬正敏がーいい中年のーおっさんになってるぅーーーーー!!!
うぉぉぉーい、球児の感情表現が21世紀のそれじゃねぇのかぁーーー!!!
松山商業ってそんな名門校なのかー!四国勢最近弱いから心配、頑張れ!!!

などとは思いましたが、とてもよい野球映画でした。3時間の大作と聞いてて公開時には劇場まで足を運べなかったのですが、見終わって作品の時間が長い理由がわかりました、試合を丹念に描いていたからだったのですね、なるほど! 日本統治の時代って実際どうだったの? なにかよいご本を読んで実際の様子を知っておきたいと強く思いましたわ。近藤兵太郎さんの人となりもこの機会に知っておきたいものです。

※追記
札幌商業学校投手・錠者博美を演じた青木 健さんという俳優さんが、青木宣親に大変よく似ていて、あらあら青木ってのは野球だけじゃなく演技もうまいのねびっくりねと思った次第。うん、別人でした、びっくりした。血縁関係はないのかしら。
新聞記者の小池なる人物を演じた小市慢太郎氏、あらあら動物写真家の松原卓二さんが一体どうして映画に出ているのかしら、なんて多彩な人なんでしょうと思ったりしました。えぇまったくの別人です。

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台湾ナビ:嘉義 檜意森活村にKANO故事館 オープン
愛媛ニュース:名監督・故近藤兵太郎氏(松山出身) 台湾で映画化

4 COMMENTS

ふなき

日本統治時代の台湾に関する書籍について、個人的におすすめできるものを挙げますね。
台湾人生:酒井充子
新・台湾の主張:李登輝
台湾人と日本精神:蔡焜燦
台湾に生きている日本:片倉佳史
いずれもアマゾンで入手可です。

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ukasuga

待ってました!!ありがとうー。

※当ブログのコメント欄は認証制で、URLを記載されたものは一旦保留になるのですじゃ。そちらはダッシュボードから確認してるからね! ありがとう!

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ふなき

なるほど、それで最初のコメントが反映されなかったんですね。それでも確認できてるとのことなので良かったです。
お勧めした書籍の作者である李登輝さんも蔡焜燦さんも日本統治時代の台湾を実際に経験されており、さらにどちらもご本人が日本語で書かれたものなので、台湾人による日本統治時代の評価がダイレクトに反映されていると思います。
あと、最初に挙げた「台湾人生」は映画になってて、DVDも出てるみたいですね。映像で見るのもよいかも~。

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ukasuga

そうなの、URLがあるとSPAMと認識するように設計されてるんすよ、すみませんです。伝わってます、大丈夫です。
よさそうなご本ありがとうございます!

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