どれくらい好きかと訊ね五月闇


麹町の紫陽花。四ツ谷駅まわりの朝の散歩コースだとうっかり4km近く歩いてることになる。なんとさわやかな! そして千代田区緑が多い。新宿区はクチナシが多いんですのよ。防衛省左内坂の左内門の前なんて、ずーっとクチナシの木が植わっている。新宿区に引っ越して初めてクチナシの花の現物を見ましたの、人生の半ばも過ぎてクチナシを!(いま、猫に噛まれた)。都会っていい年した大人が道歩いていても全然目立たないから好きよー。田舎ではこうはいかない、車道の脇を歩いているだけでたいそうな不審者扱いになりますものー、ほんと切ない・・・。

 

先週、女性3人で一日がかりの撮影仕事がありましたの。いつもは聞かないラジオ局の番組をBGMにわしわしと黙々と撮影撮影また撮影。その日の番組のテーマが「『私のことどれくらい好き?』という言葉はいつ繰り出すべきか」というテーマで、わはははは、深夜の若者向けラジオ番組かいとツッコミ入れながら聞きながらまた撮影。「Mさん、人生でこういうセリフ言ったことある?」「あったら、いまフリーじゃないっすよ」などとサバサバとやりとりしたもんですが、この3人の中で一番年上のお姉さまに「このセリフってどういう時に口にするんですかね」と質問投げてみたら、「うーん、他の人が用意されてるときじゃない?」と含蓄の深いお言葉。あぁ、そうか、そうですねー。

「私のことどのくらい好き?」という言葉には「その気持ちの証拠を見せろ」といった脅迫をあたくしは感じるのです。見せてどうするの? おねだりするの? 土地の権利書譲ってもらうの? 自分で買えないものを買ってもらうの? それともバンジージャンプしろというの? 思い通りの保険に入ってもらうの? などと下衆い匂いをずっと感じていたのですが、なるほど、「あなたを誰かと比べたい局面がやってきましたよ」というアナウンスでもあるのですね。うっひゃぁ!

猫ちゃんはいいの、いくらでも聞いてちょうだい、他の猫と比べられるはずもありませんわ。そして喜びのふみふみの最中、プシャッと涎垂らし続けてもよいのですよ、えぇ、あなたはまったく猫界におけるがんばりやさんの上原亜衣ちゃんでしょうか?

 

そんなちょっと蒸し暑いけど気持ちのよい朝の散歩の後の惨劇!!!!
私が帰るまで廊下で待っていたようです。。。

ようやく買えました、ニヤニヤと読み進めました、ニヤニヤ。
女の友情と筋肉 2 (星海社COMICS)

2 COMMENTS

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください