砂日傘香港富豪を目の端に／映画「盗聴犯２　狙われたブローカー」

三連休映画三作第三作目。気がついたら三作全て、現代アメリカ・近代イギリス・現代香港の富豪の物語だった！　俳優さんたちの名前が一向に覚えられないんだけどシリーズとしては好きな盗聴犯シリーズ第二作、DVDで。今度はカーアクションたっぷり、爆弾たっぷりの割りと派手な作り。香港映画のなにがいいって、出ている女優さんたちが「絶世の美女枠」でも化粧がたいそう薄いことよ！！！　働く女子にいたってはほぼすっぴんに見えるメイクよ！　アジア女子はこうありたいものですじゃ。

あらすじは映画.comから。
「新宿インシデント」のイー・トンシンが製作を務め、「インファナル・アフェア」シリーズのアラン・マックとフェリックス・チョンが監督したサスペンス。名うての株ブローカーとして知られるローは、ある日、尾行してくる不審な車を振り払おうとして事故を起こしてしまう。現場に駆けつけた香港警察の刑事ホーは、ローの車に盗聴器が仕かけられているのを発見。ローを事情聴取するが、身に覚えはないと言うだけだった。ローの態度に不信感を抱いたホーは捜査を始め、退役軍人のジョーがローを監視していたことをつきとめるが……。

前回と同じ出演者で、まったく違う作品。しかし株価操作のお話多いね。

メガネのおじさんラウ・チンワンが演じるブローカーのロー、イケメンおじさんのルイス・クーが演じるのは保安課の刑事ホー、若イケメンはダニエル・ウーで武器火薬の扱いに長けた武闘派退役軍人ジョーを演じてます。３人が３人ともこの物語の主役なので、だ・れ・を・お・う・え・ん・し・よ・う・か・な☆、などとやってるうちにエンディングがやってきます。綺麗事じゃなさすぎる世界を通過して、なかなかさわやかなエンディングに落ち着きました。

ラウ・チンワンさんはどうしたって極悪人を演じるといことは求められていないのでしょうねー、ねー。こっち↓のが凄絶でした。