秋風や東南アジアの街角で／ジーニアスバーに初めて行ってみた

2015年9月10日

えっ、SIMフリー版iPhone5 って今でも70,000円とかするの！　中古で売ってもまだ需要あるのかしら。

2012年の正月に香港で買ってきたiPhone5 をいまだにいまだに愛用しております。そろそろ買い換えてもいいんでしょうけれども、どこもおかしくならないので買い換えるタイミングを失っております。が、しかし、バッテリーがやばい、とてもやばい、100%に充電してちょっとお散歩に出ても、40分くらいで残り1%になってしまう。恐ろしや恐ろしや、モバイルバッテリーが手放せないのだけどそれでも追いつかないときがある。新しいiPhone買ってもいいんだけど、まだ全然使えますやん、この子のこの手にすっぽりと収まるサイズが好きなんですよ、とこまめに充電しつつなんとか使っていたのです。だがしかし、ヤバイ状況なことには変わりない。

先日、夜8時過ぎに銀座を歩いていた時、アップルストアがふと目に入ってふらふらと入店してみた。ジーニアスバーに立ち寄り「予約してないんですが」と声をかけてみたら、「手が空いてるものがいるのであちらの席へどうぞ」とご案内してくださる。電池がもう限界なのですと相談してみたら「バッテリー交換するがよろし、あなたの機種、無償プログラム対象だからタダで交換できるね、だけどもう今日は時間が遅いから、予約して後日改めていらっしゃい」とのこと。まぁ！　「木で鼻を括ったような対応でおばちゃんプンスカしちゃったわ！」などという噂が先行していたジーニアスバーでしたが、実際はなんて親切なんでしょう！　「ちゃんと連絡先とかバックアップを取ってから来るがよろし。いま予約取ったからね、予約時間にちゃんときてね」と送り出された。ほんとう！　なんて親切なんでしょう！！！　全然怖くないじゃないですか！

そしてランタランと本日、予約時間に出向いたら、ジーニアスバー入り口に立っていた青年がこう言い放つ。

「お客様のお名前、予約リストにありませんけど？」

パードン？　私、こういうのSEX AND THE CITY で見たことあるよー。業界人のサマンサが無理やり店内に入ろうとするんだけど、予約してない人はどんなコネがあってもダメだって断られる場面。うふふ、それは今のワ・タ・シ☆　ってバカー、ふざけるなー。「いえ、●月●日午後●時にこちらの店頭で●●さんという店員さんにいろいろ調べていただきまして、予約取ってくれたんです」「だったらAppleからのメールが届いてるはずですから見せてくださいよ」（カッティーン）「アドレスは apple.com とかですか？」「Appleって検索すれば出てきますよ」（カッティーン）、おぉぉ、やっぱり木で鼻を括る選手権で優勝する気なんですか！　検索してみたけど「メールありません・・・」「やっぱり予約されてないんですね、どうされます？　改めて予約してもらえますか？」（カッティーン）、口をパクパクとさせていたら「もうちょっと調べてみますのでお待ち下さい」と椅子に腰掛けるように進められた。５分ほど待ったら「こちらの手違いの可能性があるかもしれませんので、あちらのカウンターへどうぞ」。なんか・・・なんだろう・・・あたい・・・銀座の真ん中でなんでこんな辱めにあってるのかしら・・・えぐっえぐっと半べそかきながら案内されたカウンターへ。

次はカウンターで「電池交換は有償です」「●●さんは無償だと言ってたんですが」「お客様のは対象プログラムからはずれてます」「●●さんは無償だって・・・」「あ、あと、お客様のiPhone、表面にヒビが入ってますから、電池交換の際、ここがベローンと剥がれるかもしれません。その場合、追加で15000円の修理費がかかります」「ＨＡ・ＴＵ・ＭＩ・ＭＩ！」「なのでこちらに承諾のサインを」「追加の修理が必要なようでしたら電池交換も不要です。そこで中断してください」「かしこまりました。では1時間50分後に取りにきてください」「●●さんは電池交換に係る時間は50分だって言ってたのですが」「お客様のはここがヒビ割れてるのでその時間をカウントしますと1時間50分になります」

もう、いやああああーーー！　
●●さん、でてきて、おねがい！！！！
ジーニアスバー怖い！！！！
担当者ごとになんで言うことが違うの！！

で、１時間50分、予定が変わったことに戸惑いながらも銀座の街をふらふらとさまよい、時間がきたので取りに行きました。会計は別の人。現物は電池交換だけで終了、おぉ、よかった、あたいのiPhoneが裸にむかれなくて本当によかった。あとは会計してとっととこの地を後にするだけよ！　「昨日のAppleの発表見てくれましたか？」と会計男子がにこやかに。「あー。夜中に目が覚めてTwitter見たら、みんながパフュームだパフュームだって騒いでましたね」「パフュームですね（棒）」

もういやぁぁぁーーー！
おばちゃん、アクセントまで訂正されたぁぁ！！！！
パフュームの皆さんなんて字面でしか見たことないんですものー！　
口で発音したことも無いんですものー！！！

そんな屈辱のジーニアスバーでした。もうしばらく行きたくない。予想していたよりはるかに木で鼻を括られたよ！　

でもこの商品、ちょっと気になる。ジョブズの日めくり・・・ぷぷぷ。。。

日めくりスティーブ・ジョブズ (実用品)