人生とは!!! 藤沢周平「海鳴り」


友達の家に行ったり、友達に会ったり。
藤沢周平の「海鳴り」読了。あ、佐藤愛子の「血脈」もしっかり読了してます、どうやったらあれほどのバカ息子を何人もこしらえることができるのか、人生ってのは、子供を育てるってのはままならないものです。藤沢周平の「海鳴り」、これも暗かったわ、とても暗かったわ。
紙の仲買人から身を起こし、問屋株を手に入れ一代で中堅どころの紙問屋にまで成長させた小野屋新兵衛、46歳。紙問屋の商売をちっとも覚えようとせず安女郎屋通いにばかり精を出す長男坊、若い頃に一度だけかこった妾のことをいまだに根に持ち、家のことをなにもせず出歩いてばかりの妻、いわれもなくじわじわと取り囲まれていく商売敵たちからの嫌がらせ、自覚せざるをえない自らの老い。人生の半ばを過ぎ、今、目の前に広がるのは、終わるまで歩み続けていかなくてはならない人生という名の荒れ野。そんな荒れ野に、淡い恋というほのかな光が差してきて・・・、というお話です。
ふぅ・・・・暗かった・・・。でもちょっと実写化されて見てみたい。
現代でも「!!!洒落にならんがなー!!!」と思う人がおるでしょうなー。

表参道で原発反対デモを見かけました。
さて、実写化といえば、塚原卜伝がNHK BS でドラマ化されるそうな、主演は堺雅人だそうな。えぇー塚原卜伝って堺雅人のような優男が演じるような人の話だったっけ? もうちょっとマッチョな人のイメージがあるんだけど、ふむ。
映画「ジャッカル」のまとめ。
・ブルース・ウィリスが「ジャッカル」と呼ばれる極悪卑劣なテロリストを演じてます
・息するように人殺し、ひぃぃぃ。
・「俺の名前も頼まれたこともすべて忘れろ」などゴルゴ13の中ではおなじみのセリフがたくさん!
・ブルース・ウィリスを葬るために、FBIの要請で、刑務所から駆り出された元IRAメンバーのリチャード・ギア、アクション映画では主役に見えねえ。
・ジャック・ブラックがオタク兵器職人として登場しますが、映画史上まれに見る悲惨な殺されっぷり・・・あのジャック・ブラックが・・・
・街頭で演説する大統領夫人を狙撃しようとするジャッカル、その狙撃を阻止する韓国系狙撃手は、LOSTのジン、ダニエル・デイ・キム!
・最後、アイルランドに帰りたがっているリチャード・ギアに、FBIのおじさんがこう話しかけます。「ちょっと俺はこれからコーヒー飲んでくるから。。そう30分ほどかな。まさかその間にお前さんが逃げるとも思えないけど(ウィンク)」と。こういうアメリカ映画のいいセリフのまとめサイトをつくりたいものです。

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