(数値)目標の是非を問いたい誕生日/給料そのままで「月5万円」節約作戦!: 面倒くさがり屋な私が1年間で350万円貯めたらくらく貯蓄術

来週なんですが、誕生日は。

2011年冬頃からExcelで貯金シートを作ってます。縦にそのお金の入ってる場所とその金額、横には年月。現金以外のものは月末に平均レートを入力し、月末最終日に「たったいま、換金するとこれだけになるのか」と確認するための貯金シートです。「2016年のお誕生日には○○○円になってるといいなー」と思って5年間コツコツやってきました。そして昨年の夏、「うひょっ、○○○円超えてますやん! 楽勝ですやん!」という事態になり、それはそれでニヤニヤ見守っていたのですが、ここにきての円高や日経平均の崖っぷちっぷり、あらあらあらどうしたことかしらー、しかしのんきに構えていましたら、なんてことでしょう、このままでは本当に「来週のお誕生日には○○○円に戻っちゃうー」ってな感じ。いやーん。言霊の力もこれほどまでに強いのか、数値目標をがっつり守りすぎるのはなんというマジックのなせる技なのかと、忸怩たる思いで画面を見ているところです。

給料そのままで「月5万円」節約作戦!: 面倒くさがり屋な私が1年間で350万円貯めたらくらく貯蓄術
Kindle でこの本を読んで感銘を受けたところ。若いころは手持ちのお金が少なく、飲み会に誘われれば日雇いバイトをしてまでお金を作っていたような方が、結婚しマンションを購入した後、「そこまでやるの!?」というレベルの節税体質に変貌を遂げ、東京スター銀行の魔法のような住宅ローンを駆使し、毎月のローンの支払いをにゃんと15000円以下に抑え、「いまではなにもしなくてもガッツリ貯金できるようになりました☆」となるまでの一大叙事詩です。その魔法のような東京スター銀行の住宅ローンのプランは既にサービスが終了してしまっているんですが、こんな方法があるのか(というか、あったのか! ガガーリン!)と眼から鱗を落とし、大変参考になりました。今となっては制度や状況が変わってしまい情報が古くなっている箇所もありますが、給与所得者の節税指南としても使えると思います。まず携帯電話を通話だけの家族割にした、とありますが、スマホ時代の今はそうもいかんでしょう、とかね。

サブタイトルに「面倒くさがり屋な私が1年間で350万円貯めたらくらく貯蓄術」とありますが、この方の年収は650万前後なんだそうです、さらに二人の子持ち、奥様はどうも専業主婦らしい、そして多い時は1年間で350万の貯金(そのうち80万は生命保険見直しによる返戻金)。だからといってけち臭いわけではなく、ご家族の旅行の時はちゃんとグリーン車取ったりしてちゃんと豊かな時間を過ごされている。お子様たちと図書館に通い、しかし新刊もちゃんと書店で書い、本を読む楽しさ・勉強する喜びをしっかりと教えてらっしゃる。なかなかやるパパさんですね。ヒルズ族の人に教えてあげたいわね、本当の幸せはお金かからないよって。

NHK「あさイチ」お金が貯まる財布のひみつ:不安がなくなる貯金の極意
この人と一度お話してみたい(お金を払えばカウンセリングしてもらえるんですが)。
すごくダメ出ししてくれそうで、ゾクゾクしちゃう☆

自分メモ:オリンピックの年は、エポックメイキングな買い物をしてもよいことにした。あ、しかし、次は東京五輪の年か。それまで待てるのか?(今年のお買い物権をまだ10日も過ごしてないうちに使い切ったという申告です)

3 COMMENTS

ふなき

ああ、気になっていた本だわ・・・。
650万円というと、私を含めて40代で中堅クラスの企業に勤めるサラリーマンのど真ん中位の年収規模だと思うので、まさにリアルに活用できる内容なのよね。同じ著書の「90日間貯蓄実践ノート」も気になってるだよ。

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ukasuga

うん、なかなかにリアルだった。「サラリーマンよ、もっと合法的に、やましいことなく、節税しようぜ!」というテーマをベースにしつつも「トイレのタンクに重しを入れて節水だ!」「電球はLEDに全部変えて節電だ!」「家族旅行は初乗り運賃で大回りだ!」なんてぇネタもございまして、その細々としたネタも面白うございましたよ。

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はつき

友人がこの人にコンサルを受けてまして、それで初めて知りました。
加えてすがやんがこの記事書いてくれていたので、早速ノート買ってみた。

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