おまえの力はそんなものか?あぁん?/鞄病の歌

先日、下鴨神社の鳥居をくぐった瞬間、ビリっとさけた私の鞄。普段、700gの簡単な作りのバッグに

・PC
・ハードディスクなど文房具一式
・手帳
・財布
・小銭入れ
・化粧ポーチ
・なんらかのご本
・エコバッグ

など推定1.5kg前後の荷物を入れているので、「鞄って存外頑丈なものよね、結構重いものも運んでくれるわよね」と思い込んでいたわたくし。今回も松岡修造の声で「どうした、鞄! おまえの力はそんなものか?」と叱咤しながら、荷物を詰め込み過ぎたのが原因だったようです。やはりバーゲンで一万円で買ったどこそこもどきのデザインのバッグではこんなものなのか。


介護正月を過ごした後東京に戻り、代替機を購入せねばといろいろ見て歩いてみました。これが使い勝手よさそうだなーと思って、体にあわせてみました。おぉ、これなら京都日帰り旅行などにもピッタリぽんですわと納得したのち、店員さんに質問してみました。
「このバッグの重さってなんグラムかすぐわかりますか?」
「・・・・重さまではちょっと・・・・」
あら、そうなの? 


そのあとまた別のショップを覗いてみました。これもまたクラシカルですな、しかしなんでしょうこのもったりした感じ。トッズは確かに頑丈なんだろうけど、なんというか華やかさが足りなくてのう、そのくせ換金性が悪い。シュッとしていて、見ていてズキュンときて、持っててニヤニヤするようなテンションあがるものがほしいのよね、途中で飽きて「質屋に売ったろー」という気分にならないものがほしいのよね。あたしゃ飽きないものがほしいのよ、飽きずに持てるデザインと重さと機能をもつお鞄が欲しいのですよ。

「ちなみに、こちらのバッグの重さってすぐわかりますか?」とここでも尋ねてみました。返事はやはり「重さまではちょっと・・・」と。あら、そんなものなの? 重量までは把握してないの? 「A4サイズは入りますかぁ?」って質問にはしょっちゅう答えてらっしゃるかと思いますが、重量は質問されませんの? 「重さまでは」ともうしますが、ハンドバッグってのは手で持って運ぶものなんじゃないの? 重さって重要な要素じゃなくって? オンラインショップなら必ず重さを書いてありますわよ、逆にバッグの商品情報欄に重量が書いてないと「鞄愛が足りないっ!」とそこで離脱しますわ。


その他こんなのも。いや、こういうバッグの蓋に持ち手がついてるものって、積載量オーバーするとすぐ型くずれしてきてしまいます。この手のデザインのバッグってなかなか曲者で、使うには少々エレガントすぎるのよね。ケリーバッグの印章が強すぎるしね。

さて、今年もまたロード・オブ・ザ・バッグが始まるのね。鞄捨離してスパっとすっきりしたラインナップに整えたいものですわ、「新宿区民は3個しかハンドバッグを持たない」という本も書きたいところですし!

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