かっこいいハゲを求めて三千里/きたるべき高齢化社会のアクション映画「RED」


かっこいいハゲな人が、かっこよく立ち回り、ドカーン・ボカーン・火薬ズドーンな映画を見たいにゃーと思って、行ってきました。思ってたよりも派手な火薬の使用量で満足☆ 
元CIA凄腕情報分析官のブルース・ウィリス55歳、その元上司・モーガン・フリーマン73歳、元同僚のジョン・マルコビッチ57歳とヘレン・ミレン65歳、合計250歳平均年齢62.5歳の武装集団(っていっていいのか?)が、FBIとCIAを相手に派手に暴れまくるぜー!!!ヒロインだって丙午オーバーよ、ヒャッハー!!! 、って映画でした。敵約のカール・アーバン(ロード・オブ・ザ・リングで勇敢な騎士の役を演じてました)がすてきでした!
ふぅ・・・・おもちろかった・・・映画ってエンターテイメントよね、まったくね!
この映画は、クリスマスシーズンを前にブルース・ウィリスがまた難儀に巻き込まれる、という話でもあるんですが、これはもうなんていうのかしら、ブルースさん主演映画では守らなければならないお約束ごとなの? また、平均年齢が高めなので、派手なアクション映画ではあるのですが、ブルース・ウィリスとカール・アーバンの乱闘シーン以外のほとんどは、みなさん静止された上でのアクションっぷりで、あぁそれもまた致し方ないのかちら、どうかちら! この映画では何台か車が潰れるんですけど、GMの車が多かったわー。TOYOTAとかNISSANとか全然出てこなかった。ヘレン・ミレンもグォージャス・ファーで登場して、アメリカも節約疲れしてるんかちら、と思ったり。監督は、白いドレスのヘレン・ミレンに、安全靴履かせて、ガガガガガガとマシンガンぶっ放すシーンが撮りたかっただと思います、えぇ、きっとそうに決まっています。とにかく平均根鈴高めの映画で、30年後のアクション映画でもブルース・ウィリスがまだ主役はってたらどうしましょう、なんていらぬ心配をしてきましたよ。
高齢化社会映画といえば、ハンガリー映画の「人生に乾杯」。あれも若い人がぜんぜん出てこなくて、日本もこうなるのかなーって思ったりして、鑑賞後はちょっとどんよりしたよ。とはいえ、とてもいい映画ですので、未見の方はぜひ!
今年は映画の当たり年になるんじゃないかと思うの、だって、キャプテン・ジャック・スパロウが帰ってくるんですもの!!! ものー!!! パイレーツ・オブ・カリビアンはさておき、今期は見たい映画が目白押しで困っちゃうわ☆

6 COMMENTS

khaki

これ絶対観ます!
Dameの敬称を持ち、女王陛下役でオスカーを獲ってるヘレン・ミレンがマシンガンなんて超素敵です!

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スガ

「人生は複雑なものなのよ」と彼女が切り返す場面がありますが、まさに大人の女のいろいろな醍醐味がニャッハー! 『アメリカの復権よ、ふたたび!』という消費者目線でもどうぞ!

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eri

マルコビッチまだ60なってなかったんですね~REDは観るつもりなんですが高齢化アクション映画の対策wそのあたりも気に留めながら観たいです。ジャックスパロウへの愛のブログも楽しみにしております

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スガ

ブルース・ウィリスの声ってやさしくていいなーと思いましたよ。やさしいのに殺戮技能も高くてなんて頼もしいんでしょ!マルコビッチさんは今回もいい味の役でした。

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khaki

観てきました!
ブルース・ウィリスってハゲてもかっこいいなぁ。私の中ではいまだに「こちらブルームーン探偵社」。いや軽く四半世紀前のドラマですが。
ヘレン・ミレンが、ガールズトークしても物騒な方向にしか話を持っていけないところがキュートでした。
いや痛快痛快。

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スガ

>ガールズトークしても物騒な方向にしか話を持っていけないところが
ヒロインが軽く引いてる感じがまたよかったですねー。
来季のラグジュアリ系のファッション雑誌には「白いファーの帽子とコートで、雪原での護衛&敵陣壊滅もOK!」という見出しが踊るに違いありません。ニャッハー!

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