早口の人妻がいて夜の秋／映画「アメリカン・ハッスル」

ギンレイホールで。

クリスチャン・ベイルは役作りで20kg近く体重増やしたんでしょうかな、すっごいでっぷりしたお腹でした。この役者根性め！　役者根性といえば古来からロバート・デ・ニーロさん、彼もうっかり登場してくれて意外と豪華キャスト！　チリチリパーマのエイミー・アダムスはマーティン・フリードマンにしか見えなくてちょっと切ない。ノーブラで胸元ががばっと空いたブラウスやドレスで登場するエイミーさんが、セクシーじゃ・・・ない・・・・エイミーさん、利発そうな顔しちゃってるエイミーさん・・・・。ヌーブラで吊ればよかったのに・・・ヌーブラで盛り上げればよかったのに・・・

あらすじは映画.com から。
「世界にひとつのプレイブック」「ザ・ファイター」のデビッド・O・ラッセル監督が、1970年代アメリカで起こった収賄スキャンダル「アブスキャム事件」を映画化。詐欺師がFBIに協力し、おとり捜査によって真相を暴いた実話を、「ザ・ファイター」のクリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、「世界にひとつのプレイブック」のブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ、ラッセル監督作初参加のジェレミー・レナーら豪華俳優陣を迎えて描いた。79年、ラスべガスやマイアミに続くカジノタウンとして開発中のニュージャージー州アトランティックシティ。詐欺師のローゼンフェルドを逮捕したFBI捜査官のディマーソは、司法取引でローゼンフェルドを捜査に協力させ、偽のアラブの大富豪をエサにした巧妙なおとり捜査によって、カジノの利権に絡んだ大物汚職政治家たちを逮捕していく。

ちらっとこちらの画像まとめ記事を読むとよい。クリスチャン・ベイルのナマ肉すごい。
http://www.nerdlocker.com/movies/film-review-american-hustle

こちらが問題のマーティン・フリードマンなエイミーさん。エイミーさん、ボインを・・・少々、ボインを・・
http://news.instyle.com/2013/12/23/how-to-get-american-hustle-hair/

エイミーたんの持ってたパイソンのバッグ、あれはすごかったわね、大迫力だったわね！
http://onscreenstyle.com/2014/01/american-hustle-fashion…

いやぁすごいわね、みんなフォックスの重そうなロングコート着てわっしわっし歩いてるの。ジャラッジャラのアクセサリーつけて、真っ赤に爪塗って、シルクのブラウスだけ着て。70年代ってばすごい。音楽も楽しかったわ。

詐欺師クリスチャン・ベイルのお嫁ちゃん役を「世界でひとつのプレイブック」のジェニファー・ローレンスが演じているんですが、まぁ彼女の口が立つこと、口がたつこと！　詐欺師のクリスチャン・ベイルを口で負かすんですから。早口でまくしたてる強気な女の子やらせたらニャンバーワンですね！　素晴らしい！　たいへんにチャーミング！　ふっくらさせたメイクも似合ってて、小金持ちのマダムはこうでなくっちゃという貫禄も持ちあわせつつ、なんて可愛らしいんでしょう。梵天丸もかくありたい。

『すかっと爽快な詐欺映画！』ってわけじゃなかったけど、お金かかっててグォージャスで面白かったです。

えっ、ブラッドリー・クーパーってセックスアンドザシティでデビューしてたんですって。シリーズ第二部第四話「They Shoot Single People, Don’t They?」というお話だそうです。どんなヤツだったかしら！！！　キャリーが麻薬中毒者みたいな顔して表紙飾った話？