2015年12月発売、こういう本が出てるってことはピークはもう打ってるのかもしれませんな。
土曜日に百貨店に行ったら日本人のお客さんがわんさかいて楽しかったのです! 久しぶりに買い物意欲が旺盛な日本人の群れにたくさん出会えたように感じました。でもそれはバーゲンという限られた特売期間のできごと。みんな断捨離に洗脳されすぎちゃって「新しい固形物が家に入ってくること」をみんな警戒しすぎなのかもしれません。
とはいえ、宝島社のこちらのご本にはこんなことが書いてありました。
「バーゲンで服を買うのはおやめなさい、シーズンも半ば過ぎた頃に半額で買う服ってことは、定価でシーズン初めに洋服買うのと同じコストパフォーマンスをしているだけなんです。今シーズンに着られる期間も半減しているのですから、ちぃっともお得じゃないんです、しかも売れ残っている服なんです」
なるほど。なるほど。定番アイテムは基本的にバーゲンになったりしてませんしね。そうやってみんながぎゅーっと身体小さくし続けているのに、ドクターコパさんってのはすごいわよね。
『決心の梅』
1月15日
大きな夢を口にして
夢を叶える日。
梅干しを3つ口にして
元気に夢を語ろう
新しい財布を購入すれば
夢を支える資金に困らない
梅干し、神社、筆記用具、
財布で開運の金曜日
— Dr.copa (@Drcopa58) 2016, 1月 14
『お金を遣うことは
開運アクション』
支払いは厄払い、厄落とし
条件は『運の良い支払い』
つまり
運の良いものを購入する
馬券だって運の良い馬券
を購入したいな
今日は15時から
フジテレビのみんなの競馬
に出演です。
牛丼、インテリアグッズ、
盛り塩、買い物で開運の
日曜日
— Dr.copa (@Drcopa58) 2016, 1月 16
『財布一つで人生は変わる』
21日は大寒。
大寒から新しい財布を使う。
白、ラベンダー、ゴールドの
今年のラッキーカラーの
財布に注目。
自宅の門扉の塗り替えが
完了です。
財布、カレーうどん、
ラベンダー、ピンク、
買い物で開運 pic.twitter.com/gk2HNXMR3l
— Dr.copa (@Drcopa58) 2016, 1月 15
この方のツイッタを読み続けていると「あらっ、お財布買い換えようかしらっ!」って気持ちになってくるものね。こういう人が、楽しく正しくお金をつかって、世間をまわしてくれてるのかもしれないのよねぇー。あ、もちろんDr.コパショップでラベンダー色のお財布買ってねという広告も込みなのではりますが。
このご本の人も「ぼかぁ、財布は千円のを毎年買い換えて使ってますよ! それ以上お金かけることないし、なにより気持ちいいし!」と。あぁ、うん、そうねぇー。よいものをじっくり使い込むのもよいけど、そういうぱきっとした考え方もあるわよね。ふむー。
ソウル支社のスタッフと服の話をしたことがあるんですが、ソウルの子たちは明洞とか東大門あたりで安くてカワイイ服をシーズンごとに買い替えるんですって。確かにソウルはお洋服が安くてデザインもなかなか。そうしてシーズンが過ぎた服は教会やお寺などのチャリティーで集めて、古着屋に売ってその収益を慈善団体に寄付したり、または直接途上国に寄付したりするらしいです。少し年を取ってくると(40代以上になると、かな)いくらかブランド物なども持つようになるけど、普段使いのものは、やはり国内ブランドのリーズナブルなものを愛用するらしいです。
使い捨てる感じじゃなくて、寄付という循環が日本よりも回っているからこそなのかもしれないけど、みんなキラキラ楽しそうだなあと、みていて思います。
日本で服買うのがあまり好きじゃない私でも、ソウルのデパートのお洋服コーナーは見てて楽しいものがあるのは、そのキラキラが伝播してるのかも。
寄付というのはいいですね。お友達が「洋服ポスト さんごほぜん」という活動をずっとしているのでご興味ありましたらぜひー。
http://www.yofukupost.net/network/sangohozen/
おとなになって思うのは、一生ものの洋服なんてないよね、がんばって5年、ものすごくがんばらせて10年。洋服のシルエットも変わるし、自分のシルエットも変わるしねぇ(と15年前のコートを眺めながらつぶやいてます)。
ファッションにおける一生ものは
おそらくでかい石のついたアクセサリーくらいじゃないかな。
それだって何十年かに一度はデザインリフォームが必要です。
例えば10年着られるプレーンで素材の良いコートは
たいていお値段も安くない。
10年変わらないだろうなと言うプレーンなデザインに、
そのお値段分のわくわくや着て嬉しい感はないでしょう。
またどんなに気に入っている服でもたいていは
10年着てたら飽きるし傷む。
今、着ていて楽しい服を着るべし。
ましてやこの年齢になった私たちにはもう
好きな服を着られる時間が無限に残ってるわけじゃ
ないんだから!
そうねぇー。常にワクワクや楽しさ方面だけでなく、「着ていて安心する」とか「とりあえず落ち着く」という視点からお洋服選んでいる人もいると思うから、そのへんはそっとしておいてあげてもいいんじゃない? もちろんワクワクは楽しいし、傷んだ服は見直さないといけないけど。
なるほどね、着ると落ち着く服か!
その視点、掘り下げてみる。
人前に出るときも気後れしなくて済む服というか。
お洋服でワクワク・・・無いなあ。
「とりあえず安心」「着てて落ち着く」「ここぞというシーンで気おくれしない」は大いにあります。仕事の勝負服は「ここぞというときに気おくれしない」で選ぶかな。
普段着は「着てて楽」が一番。私の場合、部屋着はボロボロでも穴空きでも、好きな服で着てて楽ならそれを着続ける。だから「部屋着だからって穴が開いてる服なんて着ちゃダメよ」的な文脈には違和感が大きいのよね。だって、この服すきなのにって。一時期、頑張って部屋着もすっきりしたものにしてみたけど、なんだか落ち着かなくて続かなかったなぁ。
ワクワク、ドキドキ、楽しい方面は、服(ファッション)でない方向で満喫してるのよね。私みたいな人、結構多いとおもうなぁ(類は友を呼ぶで自分の周囲にだけかもしれんが)