東京のマラソンを見る目白くる／東京マラソン2016 兼 第31回オリンピック競技大会男子マラソン代表選手選考競技会など

外堀通りが東京マラソンのコースだったので日曜の朝にみてきましたの。以下は公式サイトにある日程表です。
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9時05分　車いすマラソン・10kmスタート
9時10分　マラソン・10kmスタート
10時50分　10km競技終了
16時10分　マラソン競技終了
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ちょっとあやふやですが、多分、こんなコースです。都庁からは大ガード下を通り大久保寄りを通るようなのですが、まぁそのへんはご笑納いただくとして。

私は、有楽町線市ヶ谷駅市谷田町出口至近デニーズ前に9時15分に到着しました。戒厳令をしかれたような車の走ってない外堀通りを見ると、ちょっとドキドキします。歩道の脇に立って見ていると、「ざぁぁーーー」という音が西からやってきました。車いすマラソンの選手たちです、はっぇえええええーーー！！！　五輪を狙うような選手たちなのでしょうか、大変な速さです。

おぉぉぉぉと眺めていると放送機材を載せた車がゆっくりやってきて、スポンサーのＢＭＷ車、機材車、先導車、そして白バイ２台、この白バイで先導するのもまた大変な技量がいるんですってねぇー奥様などと眺めているうちに、アフリカ勢の選手たちが「ひゃー」という速さで駆け抜ける喜び。全然日本人いないじゃんと思って撮影したのが、第二集団のこちらです。再生してみてね★

わーわーわー！ #東京マラソン

@ukaukatterが投稿した動画 – 2016 2月 27 4:38午後 PST

撮影しているiPhone の画面を、がしっと見ていく人って結構いるもんですな。エリート勢が終わったところでデニーズに入り、おやつ食べながらレースを見守りました。

数日前から「東京マラソンやるので当日この期間は迂回してね」という看板を各所に用意しているのを見ていたし、当日のボランティアだって結構な人数です。参加者たちが走り終わったあとは、脱落者を拾う救護のはとバスがゆっくりと走り、最後にゴミ収集車が数台ついてきて、その脇にやはりボランティアの人たちがキビキビとゴミを拾って収集車にどんどん運び込んでいます。ゴミって出ないようでいて、やはり、３万人もの人が通ると出るものは出ます。

下の写真の先頭の赤い車の前には脚を引きずったランナーがいて、ボランティアの方が「やめる？はとバス乗っていいんだよ？」と声をかけながら伴走してました。手厚い！　はとバスは２台おりました。

はとバスの後ろに清掃車がやはり２台、ゴミ拾いランナーも２人～３人伴走。彼らもどのくらいの距離を走るのでしょうか。５ｋｍ間隔くらいで区切ってるのかしらん。

えっこらっしょっと。

彼らが過ぎるとまたなにもない外堀通りに。この非日常感！　でもそのあとすぐ交通規制が解除され、10時50分ころにはいつもの外堀通りに戻りました。一年に２時間弱だけ出現する異空間です。

この手厚さ、このボランティアの人数、数日前からの準備や当日の警備を間近で見ていたら、参加費の10,800円ってとっても安いんじゃないかと思ってしまいます。３万人の人々が通過するまでだいたい５０分くらいで、そういう数字にもびっくり、意外と早くいけるのね。原晋監督のドヤ顔を何度も拝見できたり、事故もなく無事に終わったようでなによりです。とにかく晴天に恵まれてよかったです。そしてこのマラソンをっ、2020年には炎天下の東京でやるんですか、マジですか。五輪も秋にやればいいのにねー、体育の日にあわせてやればいいのにねー。来年もまた平和にこの祭典が開催されますように。大きな恐ろしい事件や災害が起きませんように。