ぶりのカマを先日塩焼きにして意外と楽しかったので、今度は鯛の兜煮を作ってみました。
あぁぁぁぁぁぁーーーーーもっと煮込めばよかったぁぁあぁぁぁぁー。
魚肉の部位はよかったんですが、目玉まで食べたいような場合にはもっと火を通すべきでした。「目玉が白くなってきたら火が通った証拠」とレシピサイトにはあったのですが、人間でいうと黒目の部分にあたるところまでが白濁するまで最初の火を通すべきだったのじゃ。メモメモ。
レシピサイトを見ると「まず鯛の鱗を取ります」とあり、えっ、鱗っ、包丁でっ、どうやってっ、とネットで検索したら「ペットボトルの蓋でこそげ落とす」という小ネタが見つかる。あわせてうろこ取りなる調理器具があることも本日初めて知る。しょうがないじゃん、海なし県で育ったんだもの、魚料理の馴染みが薄いんですものー!
ペットボトルの蓋の凸凹した部分をゾリゾリとあてると鱗がよく取れる。鱗ってこんなに透明で固くてきれいでなにかに使えそうよねぇと生臭い手でかざしながら感心する。しかしこうやって、まな板の上や流しの中など、平らなところに落ちた鱗を拾うたびに、山岸凉子の人魚の漫画を思い出しちょっとぞわっともします。山岸先生が私に与えたトラウマで数え唄を作りたいくらいです。
鱗を取り、汚れを取ったら煮込みのステップ。「煮こむ時には落し蓋で」とあり、えっ、普段3工程以上の料理なんてしないのでよく考えたら落し蓋も持ってないっ。こちらもネットで「落し蓋 代用」で検索したら、「キッチンペーパーで十分!」とあるので今回はそれで済ます。しょうがはケチらず、どっさどさ使います、と言っても一欠片✕2くらい。心を無にして、ぐっつぐつと煮込み出来上がり。
頬肉の部位はよく火も通りそこそこ味もしみてましたが、めんたま食べたい人はもうちょっと火が通ってるほうが満足するだろうなぁという出来。最初の落し蓋の煮込み時間を長くして調整してみましょう。
参考レシピサイト:白ごはん.com
参考レシピ:鯛のかぶと煮
あるいは、キッコーマンのサイトが役立ってます。企業がやってるレシピサイトは危なげがないのです。でも味の素のサイトは、どんな料理のどんな局面にも化学調味料を入れる局面が発生するので、そちらは避けているのです。
お皿買ってる場合じゃなかった、落し蓋を買わなくちゃ。こればかりは「あれば便利はなくても平気」で済ませられないアイテムですじゃ。
目玉を食べてヒンナヒンナと感謝しよう年間!
うちはシリコンの、豚ちゃんの顔を模した
ピンク色の落としブタを使ってます。
鼻の穴が湯気抜きになってます。
ベストセラーよね! ハフハフ!