先週のはなし。介護帰省の帰りに松代近くの姉の家を経由した。そこでおみやげに手渡されたのが竹風堂のお菓子の詰め合わせ。
私が子供の頃は竹風堂といえば、方寸と栗鹿の子くらいしかおみやげがなくて、方寸なんて子供が食べても面白くもなんともないじゃないですか、見た目もかわいくしないしパサパサしてるし、だいたい奥ゆかしい味わいを昭和のちびっ子が理解する余裕なんてなかったんですよ!
栗鹿の子もパキャッと開ける蓋の和菓子で、一度食べだしたら食べきらないといけない、其の割にサイズは大きく重量のっしり、甘くて甘くて、蓋を開けた手はベタベタして不快、これまた昭和のちびっ子が小躍りするような名物ではなかったのです。
それがどうです、平成も28年ともなると、ちょうどよい大きさのかわいい造作の食べやすくて、人に渡しやすいおみやげが多々できあがっているのです!
贅沢な栗のっしりのきんつば山。遭難したときに手元にあったらパワーが漲ってきそうです!
栗の実ごろごろくりんぱい。バカー、紅茶にもコーヒーにも似合う優等生めー!!
iPhone5よりでかいどら焼き山。こちらも栗の実ごろごろ。栗食べてるのかどら焼きたべてるのかわからなくなるくらいの栗の量!くらえ栗爆弾!いえぇーい!
特に、きんつば山がおいしかったです。どら焼きは、これなら私もドラえもんになれちゃうなーというおいしさです。
しかしあらゆるパッケージに六文銭の真田家シールが貼り付けてあり、ほほぅ、君たち真田丸ブームに沸いてますなぁ。悪くない!悪くないですよぅ! そして帰りの上信越道横川SAでも真田丸祭りが。真田丸祭りは群馬県全体でやってるのかな?
もうひとつおまけ、御柱ポテトチップス、セイヤセイヤセイヤセイヤ!
方寸も栗かの子も好きでしたが…どら焼き山、すんばらしい!栗餡にすると、こんなに軽く食べやすくなるのか?いや、食べやすくすること自体がオリジナル技術なのか?やるなー!!
昭和の田舎のちびっこはね、もっと派手で甘くてガーリーでわかりやすいお菓子が好ましかったのですよ。
栗餡素晴らしいですよねー。よい時代になったものです! 小布施堂の喫茶室もしっとりした雰囲気で素敵ですよー。