酔っぱらい文学を読むデイゴ咲く/池澤夏樹「骨は珊瑚 眼は真珠」

短篇集 骨は珊瑚、眼は真珠 (impala e-books)

沖縄の話も、北海道の話も、ハワイの話も、ロサンゼルスの話もー。いろいろな土地の童話みたいなお話が入ってます。小さい小さい物語から、読み応えを感じる少し長い物語まで。

なんというか、世の中にはお酒飲みながら読むのにちょうどいい小説がいくつかあるけれど、これもまた。お友達のMきんスペシャルのサングリアを一升ばかり用意してもらって(買うか・・・)、グダグダと白いソファの上で読み続けると具合のよい感じです。酔っぱらい文学。書いてる人も人生の1/3ほどをほろ酔い加減で生きていて、読み手もおんなじくらいに酔っ払ってる、そういう世界でやりとりされる文学。すばらしい。

この季節の間はこんなふうに「白ワインと一緒にぜひー」みたいなオススメの仕方しかできませんが、ぜひぜひー。ちょっとかっこいいワインクーラーとともにー。

ブッフェタブ オーバル 取手付 2230

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