封切り直後、行こう行こうと思っていたシン・ゴジラ。長野で見ようかなとも思ったけど、今日、時間ができたのと、マスターカード割りで東宝新宿シネマでお手頃に見られることがわかったので行ってきました。どの方も身動ぎせずにエンドロールが終わるまでおとなしく席に座っており、カサカサなにかを食べる音やごくごくなにかを飲む音もまったく聞こえない、静謐の2時間でした。「えー、こんな薄気味悪いポインコみたいなのが主人公なのかしらー!ふんがい!」などと最初は感じたのですけれども、あれは幼生の状態だったのですね。ほほぅ。
未見の方、読みたくない方のために、また世界の猫ちゃんTシャツを並べますよ!
津
田
寛
治
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平
泉
成
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市
川
実
日
子
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も
う
い
ち
ど
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津
田
寛
治
!!
いやぁ・・・津田寛治・・・・よかった・・・あの役どころ、津田寛治以外に誰が演じられるというのでしょうか!
この作品はエンドロールがよござんすね。主役級の「長谷川博己っ!!!」「竹野内豊っ!!!!」「石原さとみっ!!!!」と三人の名前が表示されたあと、その他の役者さんたちは全員同じサイズのフォントで三列にクマれ、五十音順に並ぶんですよ! 大きな字で書きたいところの、ピエール瀧も柄本明も高良健吾も松尾スズキも古田新太も平泉成も大杉漣も全員全員同じサイズのフォントですよ! そしてすべての役者さんが並列に扱われたあと、センタリングで「野村萬斎っ!!!」ですよ。これが、本作品が強く訴えるところの「すべての人が置かれたところで最善を尽くした」ということの現れですよ! 空車電車爆弾だって、日本の誇る鉄壁の鉄道システムがあるからこそできること! 見終わったあとに、「日本、やばいやばいって言われてるけど、もしかしてそんなに悪く無いのかも」って思える映画ですよ。「よーしそうだー外資系のビルから倒れてしまえー」などと思ったことは内緒です。夏休みらしい痛快娯楽大作です。「あぁ、わたしの知ってるあの街が・・・」と打ち震えながらみなさまもぜひー。
蒲田の辺りはかなり感情移入できましたし、多摩川の10式戦車はたまらんものがありましたわ。
主人公の家族とか恋愛とかいらんと思った要素をバッサリ切った、見たいところだけ見せた映画でした。
日本の人はこういうときでも家族とか省みたりせんわーというようにも見えました。エキストラのみなさんもよござんしたよね。あの街の造形が素晴らしかったですね。東京駅がねぇ。もうねぇ。
2時間の尺のなかで恋愛要素入れてたら長すぎる映画になっちゃいますよね。ただでさえ早口でマキマキで撮影されているというのに。キュラキュラと唸る戦車群、かっこうよかったですー。
今回、武蔵小杉は大丈夫だったのかしら……。
昔、ゴジラは小杉(当時はタワマンじゃなくて工業地帯)を
グワシャー、グワシャーと壊しながら
東京方面へ向かったそうですが…。
ところでポインコ、どっかで買えるの?
ふふふ、お伝えするわ、武蔵小杉の自慢のタワマン群は一番川崎港寄りのが・・・おっとこれ以上は言えないや!
多摩川界隈の方は「あぁぁぁぁー」てなりますわよね。わたくしも浜松町あたりで「あぁぁぁぁー」ってなりました。お楽しみに!
さっき、観てきました。
面白かったー。
古田新太とか橋本じゅんとか松尾スズキとかはわかったんだけど、前田敦子がどこに出てたのかわからず。
化学プラントのとこでは、こーゆーとき日本の現場のおじさん達はいい仕事するんだよねー。としみじみ思いました。
前田敦子は、羽田空港近くの地下道で「きゃーなにこれー」「滑り台みたいー」って言いながら避難してる女子ですよ。
化学プラントと鉄道のところでぐはーってなりましたよねー。あの政府の柄本明世代のおじさんたちが「あんぎゃー」で一掃されてから、「うひゃっほう!やりやすくなったぜー」とばかりに変貌するあたりが、あのそのあのそ、小泉進次郎がそういう世代になるのかちらどうかちら、などと。