またもやのゆるふわ邦題ぐぬぬぬぬ/映画「Beginners」


いやーん、ユアン・マクレガー連投よ~、と小走りに日比谷まで行ってきた。邦題「人生はビギナーズ」、いやまぁ悪くないけど、そんな邦題でなくても。ホイットニー・ヒューストンの「You Give Good Love」が「そよ風の贈り物」となるお箸の国の人だもの、受け入れます、映画の本質には変わりないし、そのほうが客足がいいんでしょ?(棒読み)
あらすじは、きょうもgoo映画から。
「私はゲイだ」。44年連れ添った母に先立たれた父ハルの突然の告白。若々しいファッションに身を包んで年若い恋人を作り、癌を告知されても尚新たな人生を謳歌する老いた父に38歳で独身のオリヴァーは戸惑う。慎重な性格が災いしてか、心を許せるのは愛犬アーサーだけ。そんな一人息子に父は素直に愛し愛されることの素晴らしさを教えようとする。やがてオリヴァーは運命の女性アナと出会い恋に落ちるのだが…。
オリヴァーのお父さんハルが「ゲイだ」とカミングアウトした後、どんどんお洒落に、なかつセクシーになっていくの。そしておしゃれになってセクシーになって、同じ仲間が集まるパーティに顔をだすんだけど、「若いゲイは年寄りには興味がないんだ」と静かにふるふるとがっかりするハル。「男じゃなくて申し訳ないんだけど、私でよければ!」、と駆け寄って行きたくなる場面! 
そんなふうに、人が人と関わって生きていくうえで避けて通れないさまざまなできごとを丁寧に説いた映画。ハルの晩年の恋人・大柄なアンディが久しぶりにやってきたオリヴァーをぎゅっと抱きしめる場面で気がつく、あぁ、これは人が生きていくためのビッグ・フィッシュな映画なのよ、と。
機会がありましたら是非。犬を飼っている方は問答無用で!
※オリヴァーが恋に落ちる相手のアナが、んもーっすげーびっじーん、と思って見てたけど、あれだ、イングロリアス・バスターズのあの子だ! ワオ!
※おとうちゃん役のハルは、ドラゴン・タトゥーの女にも出てるのか! しゅんごいいい男でうっかりふた駅前で下車しちゃったくらいよぅ。そんで雪の中を歩いて帰ってきちゃったくらいよぅ!

5 COMMENTS

Gonbey

クリストファープラマーってサウンドオブミュージックの大佐だよ。旧い人はわかるかなしさ春の雪
見に行こうと思います。

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ふなき

え!ええ?もしかして、トラップ大佐!?
それは観に行かねば!!幼い私が始めて出会った「西洋のステキなオジ様」ですもの!!
Gonbey様、情報ありがとうございます

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たかとり

(横から失礼します)
トラップ大佐!!まだお元気なんですね~。
これは見に行きたい…。
(数年前にザルツブルグでロケ地見学ツアーに参加してきたくらいサウンド・オブ・ミュージック、好きな映画ですv
ツアーはネタバレ上等!な怪しくて陽気なガイドが楽しかった…)

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スガ

トラップ大佐!
全然元気だったよ、ちょっと頭が寂しくなってきたけど、クリント・イーストウッド並にピンシャンしてる。しかもいい男。困る。老人に綺麗な色をの服を着せる運動を始めたくなったくらいいい男でした。

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ふなき

クリストファー プラマーさん、アカデミー助演男優賞受賞!!おめでとうございます!!
報道によると、オスカー像をみつめながら「僕より2歳年上なだけなんだね。なんで今まで出会えなかったんだろう」と。
ステキですわ!!

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