雪催いノッキンオンヘブンズドア／施川ユウキ「ヨルとネル」

研究所から逃げ出したこびとの少年ヨルとネル。夜の街を、留守中の家を、草むらの中を、ふたり一緒に駆け抜ける。楽しくも不安な逃亡の日々は…。

施川ユウキさんのマンガって「こういうちょっとした友情の在り方っていいよね」という人間愛に満ちあふれているのですが、こびとの少年ヨルとネルの二人の旅はぐっときた。この人、そんなに絵がうまくないのに、なんでこんなすごいマンガが描けるんだろう。いま、おためし版が読めるので、できましたらこちらからみなさまもぜひ。そして「あぁ、この二人はどうなっちゃうの？！」と本編をお買い求めください。

施川ユウキさんってこの作品書いてる人です。図書室にこもりがちな中学生たち（高校生なのかな？）が本を読むことを通じて、たいせつなことを教わったり、教わらなかったり、いろいろに気づいたり、なにかを育んだりするお話。こういう体験は子供時代に必要なものだと思う。

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その他最近買ったご本。

大ゴマが続くなー。もうちょっと小さいコマ割りの人じゃなかったっけ？

白石！！！白石！！電子版も買う予定なのに我慢できず紙の本を買った。紙の本は情報量多いなー。

読み損ねていたので。恋に焦がれて人生を棒に振る感じが大変に可愛らしい。

川上弘美さんの短編集の主人公たちはどうしてこんなにぽやんとしているのか。
そこが愛らしいのだけれども。いつの時代に読んでもまったく色褪せないなー。

時節柄・・・・。夏に出版されてたから、そえじませんせい大勝利ですな。