子猫たち飛びかかってきてコヴェナント/映画「エイリアン コヴェナント」

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「シガニー・ウィーバーがきしゃーってやられる映画」くらいの知識しかない、エイリアンを一度も見たことがない人間が見る映画じゃなかった。前作のプロメテウスを見ておかないとさっぱりわからん作品だということでしょう。それにしても、リドリー・スコットはアンドロイドの夢を見すぎなのではないか。
それで、このコヴェナントシリーズがぐるっと一周すると、シガニー・ウィーバーがキシャーってやられる第一話につながっていくんでしょうね、よくわからないんですけど、多分、そういう道筋の中の作品だと思います。

エイリアン/ディレクターズ・カット (字幕版)

あの小さくて獰猛なちびっこエイリアンたちが草薮から飛び出し人間に襲いかかる場面などは、「あれが猫なら全然問題ないのに、むしろあれって猫なんじゃね? リドリー・スコットは『子猫 ジャンプ 画像』と検索してから、コンテ作ったんじゃないのかしら」と感心するくらいの子猫っぷり。ジュラシック・パークの有名な厨房シーンを猫で作り直した人がいるくらいなんだもの、エイリアンも全部猫で作るとみんなニコニコ楽しめるんじゃないかな。

岩合光昭 島の猫

宇宙船に乗って別の星に入植しようとするまでの勇気と知能がある人類がパニックになって自分が乗っていた宇宙船を破壊するシーンなどは圧巻。なんで! なんで、そこまでパニックになっちゃうの! 物語後半、救助船に飛びかかってきたエイリアンをぶち殺そうと主人公ガールが船内から飛び出し戦いに行くんだけど、あんなのほっておけばええですやん。ほっておけばいずれ船から落ちていきますやん。嵐が過ぎ去るのを待つというのも人生のひとつの知恵どすえー、などとホットドッグめいたものをむしゃむしゃ食べながら鑑賞しましたとさ。
グロいシーンが多数あるんですけど、「ほーん」「へー」「ははーん」って感心しながらむしゃむしゃ肉片の入った料理を食べてる自分が一番怖いわ。

プロメテウス (字幕版)

それにしてもこんな暗黒宇宙映画を作るおじさんが、陽気な宇宙映画を作ることもできて、すごいおじちゃんだな、リドリー・スコットさん。昭和12年生まれ、御年79歳、これからも元気でいてください!

オデッセイ(字幕版)

4 COMMENTS

カヲル

シガニー・ウィバーのシリーズの前にあたるんだけど、分岐してシリーズ化みたいな感じなので、プロメテウスさえ見ていればOKだったんだけどね。

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ukasuga

そうなんだね、やっぱり前日譚になるんだね。
プロメテウスを見ますわ。ちゃんと見てみます。

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いち

人は大事なときにパニックになっちゃうのよ、
そして見境なく「この○ゲーッ!」とか叫んじゃうのよ。

ところで私もエイリアン、ちゃんと見ていないのです。
唯一見たのは「エイリアンVSプレデター」です。

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ukasuga

「エイリアンVSプレデター」が唯一見たエイリアン映画だとエイリアンファンに行ったら大変な目に遭いそうですね!
パニックにならないよう、常に冷静にしていきたいものですじゃ。うむうむ。

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