それもまた日常

グッドナイト
ジョージ・クルーニーの「グッドナイト&グッドラック」を見てくる。美しいスーツ姿の品格と理性ある美しい大人たちのドラマで、発生する音のひとつひとつ、吐き出す煙のひとすじひとすじ、丹念にフィルムに納めた美しい映画でした。物語は、アメリカ的にも、日本的にも、タイムリーな内容だったのではないかと思います。
友達と一緒に楽しく見る・・というむきの映画ではなかったけれど、93分、見ておいて損はなかった映画でした。
※折り目正しい服装の人たちが出てるだけで評価をあげてしまうので。
※正直いうと途中5分ほど寝ましたが。
※海猿が終わったスクリーン7からは、わらわらわらと人が。
※次に見たいのは、ナガ推薦の「Vフォー・ヴェンデッタ」。
※6月上映の「ホワイト・プラネット」も。
映画が終わった後、十番まで戻る歩道でごっつい著名人とすれ違う。
高校卒業後、上京した年の初めての夏休み、田舎に帰ったときに友達と「東京って芸能人おるの?」「そんなんおらんよ」と会話したことがあるけれど、あのときの「芸能人おるの?」という発言の主旨は、こういう日常でのすれ違いを示していたんだろうな、と。
そんなことを考えながら歩いていたら近所のお米屋さんの人とすれ違って「おやすみなさいー」とお互い挨拶。これもまた日常。

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