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プロ野球2017 キモノの国のエクソダス

舞台見てきました

ソニンちゃん小池徹平名カップル/河原雅彦演出「ロッキー・ホラー・ショー<Zeppブルーシアター六本木FINAL公演>」/受け継がれゆく歌謡資産

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[舞台パンフレット]リチャード・オブライエン's ロッキー・ホラー・ショー(2011年)/出演:古田新太 岡本健一 笹本玲奈 中村倫也 ROLLY 演出:いのうえひでのり

2011年秋、横浜のKAATで古田新太のロッキー・ホラー・ショーを見ました。劇場は遠く、音響はイマイチで何喋ってるかわからない、お話は長く、舞台見るのってしんどいなーという感想を抱いてしまいました。今回、お友達が誘ってくれたとき、横浜の思い出が頭をよぎりましたが、せっかくなので行ってみようと、たまには浮かれた夜の街に足を運んでみましょうとお出かけしました。
前回公演から6年経ちました。社会情勢は変わり、スキあらばスマホに手が伸びる人類が増加したこのご時世、古典ともいえるミュージカル作品を使って、お客を二時間黙って座らせることをしてくれるのかちらどうかちらと思って見に行きました。

そしたらめちゃくちゃ面白かった。

場所は鳥居坂の劇場、なんでヒルズの向かいの福太郎ビルと劇場への通路がつながってないんだよっと悪態つきつつ、あの界隈をぐるりと回ってようやく到着。観客は年齢層高め。古田新太をデビュー当時から追っかけている世代から、その世代が連れてきたお子さん・お孫さんまで幅広い世代。よいところののんびりしたサラリーマンなんだろうなーというおじさまたちもちらほら。古田新太といったら「あまちゃんの悪徳芸能事務所社長」とか「シンゴジラで扇子をばさっとやるチョイ役」くらいしか認識なさそうなおじさまたち、この人たちもロッキー・ホラー・ショーファンなの? 奥様につれてこられたの? 

さて、舞台はといいますと。

古田新太さん51歳、正直、体力的にも前回のように始終踊ってるわけにもいかないのでしょう、派手なダンス部分は東京ゲゲゲイと若手男性ダンサーに任せ、舞台をゴージャスに演出。子供の頃からダンスを見ていて目も肥えていて訓練もされている若い世代のキレッキレのパフォーマンスが気持ちいい。

執事役をISSA、使用人のマゼンタを上木彩矢、コロンビア役を女王蜂のアヴちゃん。コロンビアの女の子、なんだこのかっこいい脚長の人はと驚いたら、途中で男性だと気がついてまた驚いて、家に帰って調べてみたら女王蜂というバンドのボーカルさんと知りまた驚いた。最近の若者文化に疎すぎる! 演奏はその女王蜂の皆さん。

ナレーターをROLLY、物語のあらすじを解説し、中だるみすることなく舞台の時間を気持ちよく短縮。武田真治はエディとスコット博士役を。すごく便利なサックス吹きのおにいさんになっててクスリ。

ロッキーを吉田メタルさん。吉田メタルさん、1971年生まれなんですけどなんですかあの肉体。休憩時間に「あの人って、若手俳優さんなの?」とお友達に聞いちゃったくらいよぅ。シミたるみひとつないツヤッツヤの体なんですけど、金髪のカツラが似合いすぎて途中から「セッボン」のプルシェンコにしか見えなくなってしまって困った。

カップルのブラッド、ジャネット役を演じるのは小池徹平とソニン。この2人がノリノリで大変によかった。ソニンちゃんのどすけべムチムチボディがエロすぎる。しかしそれを上回る小池徹平の可愛らしさは一体なにごと・・・。輝くような肌の白さ、どういうこと? 

ソニンちゃん、この舞台のためにすごくレッスンしたように見えました。もともと歌が上手なのは知っていたけど、ダンスも演技もきちんと訓練積んできたと思う。小池徹平もお歌うまい。わーなんだ、あまちゃんでダメなお兄ちゃんやってるだけかと思ったら、ちゃんとした俳優さんだったのね。

そして古田新太。素晴らしい。いるだけで舞台が華やぐ。網タイツとボンデージファッションが似合いすぎる。かがくぎじゅつの進歩で、今年のボンデージ・ファッションは、必要があればLEDで光ったりする、6年前には考えられない舞台装置の進化。

観客たちはペンライトをもってきて楽曲にあわせて振ったり踊ったり(グッズ売り場でもペンライト売ってました)。着物で踊るのちょっと楽しい、袖がひらひらして大変に優雅、踊ってる歌はまぁそうでもないんですけれども。しかし、少々お行儀悪くても許される、それがロッキー・ホラー・ショー。

こういうせっかちな時代にあわせて飽きない構成に大胆にアレンジして、ねっちりと密度は濃いまま、若手の起用もふんだんに次の世代+へ受け継がれていく内容であったと思います。地方巡回もあるよー。みなさまもぜひー。

パルコ劇場 ロッキー・ホラー・ショーhttp://www.parco-play.com/web/program/rhs2017/

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