MANCHESTER BY THE SEA って地名だったのか!!!
あらすじはギンレイホールのサイトから。
ボストン郊外で便利屋をしているリーは兄の突然の死をきっかけに、かつて自分が捨てた故郷の町に戻って来た。兄の遺言で16歳の甥パトリックの後見人に指名されていることを告げられ… 心を閉ざして孤独に生きる男が過去の悲劇と向き合い再生していく姿を繊細に描いたヒューマンドラマ!
ボストンからマンチェスター・バイ・ザ・シーという港町へ駆けつける主人公のリー。わたくし、google map のおかげで海外映画の距離感がつかめるようになったのって本当にネットの偉大なる功績のひとつだと思いますわ。古くはインファナル・アフェアで「ほうほぅ、ヤクザチームはこのルートで逃走を」などと確認したのをはじめに、異国の映画に地図はすごく大事。
北海道の港町のような風景の物語。長く厳しい冬と、膨らんでいく桜のつぼみ、光を取り戻す穏やかで明るい春と海。いい映画だった・・・うぅ・・・・いい映画だったよぅ・・・がんばれ、ケイシー・アフレック!!! マット・デイモンはなんでこういういい脚本を見つけてくるのか・・・。作中で「なんて親子だ!」と悪態つく浮浪者みたいなおっさんが監督自身と知り、おどろいたよ。ほんとにいい映画だった。