あらすじはギンレイホールのサイトから。
1986年インド。5歳のサルーは停車中の電車で眠ってしまい、到着した見知らぬ土地で迷子になってしまう。以来オーストラリアで養子として暮らしてきたが、ある事がきっかけで脳裏に兄の姿が甦り… 25年間迷子だった男がわすかな記憶を頼りにGoogle Earthで起こした奇跡を描く衝撃の実話!
ふええええ・・・いい映画だった・・・ものすごくいい映画だった・・・。
スラムドッグ・ミリオネアのデヴ・パテル主演!
その恋人役に『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラ! 賢く美しい地に足の着いた女子大学生役で、彼女本来の姿ってこんなんなんだろうなと感じさせつつ!
その育ての親の役としてニコール・キッドマン! オーストラリア出身の彼女が、タスマニアで暮らす裕福な主婦役として重要な役を! あらっ、この人って独特な鼻っ柱を持つ美人っていうだけじゃなくて、立派な女優さんだったのね、と感心至極!
養子縁組先でまた新たな養子を引き取ることになり、自動的に兄にならざるを得なかったサルーが、自身の兄に思いを馳せて成長していくんですがそれがまた大変に切なく美しい。これが実話だというのですから、本当に人生というものは、人の暮らしというものは!
制作費13億という低予算映画ながら(シンゴジラは10億なんですけど・・・えっと・・・)、興行収入120億超えの本作品、『黙って正月に見ろ映画』として推薦しておきます! 皆様も是非!
主人公が絶望しながら開いたGoogle Earthで…
…からのクライマックスの件には身体がぞわぞわして、エンドロールでまた…
国際線の機内で見たのですが、帰国後、ご本人に関する記事を読みあさりましたよ…。
ルーニー・マーラさんも「どこかで見覚えが…」とこれまた帰国後に探した口です…
(「キャロル」のときにも同じ事やりましたが…女優さんってすごい…)。
インドのスパイス臭漂う感じも含め、
しみじみと思い出すたびに素晴らしい映画でした。