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数え日や硫黄のにほいの旅人よ/パウダースノーと硫黄まみれの万座温泉一泊二日の巻/超簡単万座温泉ホテルガイド

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12月のはじまる頃、実家もなくなっちゃったし、年末年始にすることがなにもないことに気がついた。ここ数年は正月っぽいことを介護のついでにちょっとする、みたいな年が続いたのでやり方も忘れちゃった。なにもすることはないけれど、交通不便な雪深いところでどっぷりと温泉にまみれるくらいだったらバチも当たるまい。

理想は、八甲田ホテル宿泊&酸ヶ湯温泉立ち寄り。しかし、そこまで遠出する時間がないし、帰省客で飛行機も新幹線も大変だろう。「そうだ、草津というのはどうだろう」と調べてみたら、年末に泊まれる宿が一軒しか見つからなかった。他の宿は満室に近い状態なのになにごとかと口コミサイトを複数チェックしたら、☆が少ないコメントのすべてが同じ問題を指摘している、それもあらゆるサイトで。こ・・・これは・・・・・「たまたまそういう不運にあった人」が憤激しながら書き連ねたというよりは、毎回そういう不運が発生しているらしい、書き手のプロフィールを注意深く拾ってみても、すべて違う人達のようだ。それは確かな情報なんでしょうね☆ 

というわけで、目的地を草津からもっと山深いところへと地図を辿っているうちに万座温泉の存在を思い出し、宿をとってひらりと行ってきましたよ。そしたら大正解でしたのでご報告させてください。

ここ数年の万座温泉は雪が少ない年が続いたということですが、今年は12月中旬から降り始め、しっかり雪も積もっていて、いやっほう。ボア付き・スパイク付きの雪上用ブーツも大活躍でいやっほぅ、ムートンのコザック帽とラムの手袋がよく似合う雪景色でいやっほぅ、私の持てる冬装束のフル装備が楽しめてイヤッホウ! 万座のお湯は、高濃度の硫黄温泉は素晴らしい白濁っぷりとトロトロっぷりでいやっほぅ! ファミリー向けのちょっと賑やかなお宿だったけどリニューアルされた快適な客室でイヤッホウ、このホテルはあらゆるところの窓が大きく開放感ときたらなかなかない。温泉の窓もドバーンと天井高く広く、箱根の大涌谷みたいな景色を見ながらお風呂に入れる、しゅてき!

翌日は、地元温泉協会の算数が苦手な湯巡り手形1200円を買って、他の温泉の日帰り温泉をめぐる巡る体力の限り巡る。どこの温泉も大人一人1000円の料金なのに、湯巡り手形ひとつで3箇所回れるんですよ。算数苦手過ぎない? 万座温泉に日進館ありと言われた(というか今言った)の大開放の露天風呂「極楽湯」も素晴らしく、その他二箇所回ってノルマ達成。うふふ、しかし全湯、すべて同じ泉質! それだけ強力な硫化水素たっぷりの高濃度温泉地帯!!!

帰りは軽井沢に出て、アウトレットパークでノースフェースのシューズを買ってご満悦。新幹線でひらりと戻り、ふふふ、八甲田行きの半額で済んだわとニヤニヤしながら家に戻り、硫黄臭い体で猫に抱きついたら噛まれた。

万座温泉 超簡単ホテルガイド

日進舘

本館と離れた掘っ建て小屋が露天風呂の「極楽湯」。検索するとでてくると開放感ばっちりの大きめ露天風呂。一緒にいあわせたマツエクみっちりの美人マダムが「わたし、夢にまでみた日進館の極楽湯にこられて嬉しいわ」とおっしゃっるので、「お部屋の方はどうでしたか?」とお尋ねしましたら「あ、泊まりはプリンスなの」とのこと。ズコーッ。
晴れたら美しい山々と青空のコントラストが素晴らしい眺めを楽しめることでしょう。私が入ってたときは、強風と雪でしたけどね☆ 
お宿は昔からある高原リゾートホテルと長逗留する湯治チーム向けの建物があるようです。新宿から日進館まで宿泊客専用の往復バスも出ています。時間に余裕があって安く行きたい人には心強いプラン! さらに、お風呂は内湯も屋根付きの露天風呂も広く、洗い場が混雑することもなく、温泉をゆったり楽しみたい方にはうってつけでござります。

万座亭

部屋のバリエーション豊かな複雑な構造の大旅館。ゲレンデも持ってるでよ。ひどい表現をすると、小リッチなどすけべな目的の人もファミリーの人もしっかりと楽しめる奥行きのあるお宿です。小さめの内湯と大きい露天風呂がありますが、内湯は小さく愛らしいつくりで時間帯を選ぶ必要があるやも。

万座プリンスホテル

ザ・プリンス! 一番都会的な対応をしていたのがこちら万座プリンスホテル。しかし巨大な風呂場の作りに趣がなく、脱衣室には洗面所が二台しかなく、そして220という客室の多さでしょう? お風呂入るときは困らないと思いますが、着替えは一苦労することでしょう。旅館の規模と風呂の規模が合ってない不思議な施設です。

万座ホテル聚楽(じゅらく)

「じゅらくよーん」の聚楽が経営している万座ホテル聚楽。万座温泉の中でも一番奥まったところにあります。箱根でいうところの大涌谷みたいなもの「空吹」を見下ろす位置に露店風呂があり、笠が用意されておりみんなで笠地蔵みたいに並んで雪の温泉を楽しんだりできます。ファミリー向けのカジュアルなお宿。

 

「関東平野の端っこで八甲田っぽいことを!」という目的が充分に果たされた素晴らしいお手頃年末旅でしたことよ。来年もよい旅を。

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