ハチ公のまだ待っている終戦日(大木あまり先生)

金持ちの娘かしまし鶏頭花
釣り堀の虹鱒の背の青緑
幼子の爪赤くせし鳳仙花
鳳仙花てふ料理屋のあり十七夜
萩叢をごそりと揺らし白鼻芯

火曜日は句会でした。あまり先生が角川俳句9月号で「特別作品50句」を発表されたので、その感想を述べ合う会も設けられました。先生の俳句は、なんてかっこいいのでしょう。みなさまもよろしければぜひー。
句会用の俳句を代官山の駅前のカフェエエで練っておりましたが、私の隣の隣の隣の席の女子大生の声が大きくて大きくて閉口しまして。「私、鶏蒸したのダメなんだよねー(知らんがなー!)」「えー銀座? 金持ちぶっちゃってー(話してるのはどういう間柄の男性なんですかー!)」「音大とか入るの結構ちょろくって(いや、ちょっとほんと、あなた声大きいよ・・・)」。
 吾亦紅鶏みたいな女の子

【牛肉に半額シール貼る現場、店員目撃…男は否認】
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130831-OYT1T01059.htm
この記事の見出しが五七五七七でちょっと笑った。美しいリズムとみみっちい現実。

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