迷走の三つ折り財布初桜/名刺入れを財布に使うのはどうでしょう?

いかにきもちよく効率よく無駄がなく清潔に、いかに快適に毎日が過ごせるかくらいしか大きな関心事がないのですが、そのなかのひとつが迷走財布問題。他にも気になることはあるんですのよー、もちろんあるんですのよ? いい年した大人が「がっかりした」なんて口にしていいのは親族間だけだよとか、私達が考えていた「風が強く吹いている」オーダーはまったく頓珍漢なものだったのではとか、日本の経済報道はいつまでアメリカの規制緩和に怯えているのかいつになったら頭を切り替えることができるのかとか、うちの猫ちゃんはなんでこんなに可愛いときとかわいくないときの差が激しいのか、そりゃーいろいろ気にして生きているんですけど、まずは迷走財布問題。とにかく容積取らない掌すっぽりサイズのお財布がほしい! しまむらのお財布、そらー性能はいいんですけど、私の薄めのクラッチバッグの中で幅取るんですものー!!! ものー、ものー!

 

むかーしむかし、ヤングウカやんが付き合っていた彼氏が「取引先になんでかもらったんだけど、使わないからあげる」と言ってくだすったシャネルの名刺入れというかカードケースがありまして、平成の七割方以上の時間、机のまわりにこいつがいましてね、ひぃぃぃっ、CHANEL独特の型押し加工「キャビアスキン」も摩耗してツルッツル、でもふっくらやわらかいカーフレザーの革小物に育ってきてそれなりに美しい存在に。おや。これ、お財布にならないかな?

先日もテレビで「キャッシュレス社会がきてる!」「現金は運用もコストがかかる!キャッシュレスならそのコストが浮く!」という観測気球的特集をやってましたが、それはさておき、確かに現金を使う機会は減ってきています。個人商店の飲食店でカードを使うのは本当に気が引けますが、「ここは地元資本飲食店に見せかけているけど、実はグローバルダイニング、私にはわかる。メニューのフォントがグローバルダイニング仕様だもの」などと見極めをつけてクレカをタシーンと出したり。

で、これだけ現金が出入りしなくてプラスティック製のカードが主要に活躍する生活ならば、もうお札が入ったカードケースでもいいんじゃないの、と昨日パカーンと思いついた。「エウレカ-!」と叫んでふっと道の脇をみたらたまたま手芸屋さんがあったのでふらふらと店内に入り、10×10 cm のきれいなフェルトを買い、夜に糸と針に大変な執着を持っている猫ちゃんと激しい攻防を繰り返しながら、フエルトの両脇を縫い止め簡単小銭袋を作り、名刺入れに入れた。
プラスティック製のカードが4枚、紙のカードが3枚、小銭に入り用なお札数枚、ついでに仕事の名刺まで入る! これで持ち運びたいものがすべて収まった。こっこれだ!!!! 手のひらにも収まるサイズ! 私が求めていたのは、こっこれだったのでは?

こっ、これなの? どうなの? ちょっと数日使ってみるね-。

 

名刺&小型カードのデザイン

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