春寒し海は熱いよバーフバリ/映画「アクアマン」

『アクアマン』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

久しぶりに会う友人たちと映画に行こうということになって、あまり頭を使わずに済む作品がいいわね、そしたらアクアマンとかじゃないのかしらと前情報を一切入れずに行ってきました。

アカデミー賞の受賞者助演男優賞ノミネートとか主演女優賞受賞者などのガチ俳優の登場が多く、ウィレム・デフォーがとんちきな半魚人コスチュームで出てきてクラァッとなったり、ニコール・キッドマンがCGメイク?のような超絶若返りをしていたり。あれ、私、今日アメコミ映画見に来たはずだったのでは? なぜにこの豪華投入?

育ちの違う兄と弟が激しいアクションを伴って王位を争うところから「海のバーフバリ」、海へ還る半分人間の物語であるのにあまりにも痛快娯楽大作アクションすぎるところから「バカのシェイプオブウォーター」などと言われていますが、海底大戦争はさながら「生身のパシフィック・リム」、いきなり出てきた海の暴れん坊将軍は「頭の悪い人が作ったシン・ゴジラ」。なんという情報量の多さでしょう!

ほぼほぼ全編ブルーバックで作られたであろうこの映画、マーベルの映画かと思って見ていたのだけど、この垢抜けなさ、画面の端々から感じられる制作側の照れ、真面目な作り(半魚人ウィレム・デフォーを見て真面目と言わずなんといいましょう?)、最後にワーナーのロゴが出て「あぁ、ワーナー、なるほど、この生真面目さはワーナー以外の何物でもないわ」と納得した次第。マッド・サイエンティストが出てくるのでその辺も同じワーナーブラザーズの「パシフィック・リム」のDNAを受け継いでいるような気がします。ぷぷっ。よくできたRPGのような物語でしたが、シチリアの大乱闘なんかはウカデミー賞的にもちょっと新鮮でした。

上の4つの映画になんらかのかたちで爪痕を残された人たちが、気楽なデートムービーで見に行くのがよいように思います。ワーナーにしては明るいんです、ワーナーにしてはセクシーだし陽気だし明朗だし画面も明るいし。スーパーマンにマイケル・シャノンを出してガチ苦悩映画にしちゃったことはもう忘れて下さい!

 

ウィレム・デフォーさん。ウィレム・デフォーさん?

わたしたち世代だと彼に初めて触れたのはこの作品かと思いますが。
ストリート・オブ・ファイヤー (字幕版)

一番かっこよかったのは、現実的な銀行家を演じた「誰よりも狙われた男」です。先進国の有能で裕福な男性は決してダウンジャケットなんぞは着ないのです、手の皺が表面に浮かび上がってきそうな薄いレザーの上等な手袋をしているものなのです。いい紳士っぷりでした。

誰よりも狙われた男(字幕版)

そんなウィレム・デフォーさんの半魚人姿を拝めるのはアクアマンだけ! さぁ急げ急げ!

 

以下、2010年代爪痕映画四作品。あわせてぜひ。

バーフバリ2 王の凱旋(字幕版)

シェイプ・オブ・ウォーター (字幕版)

パシフィック・リム/アップライジング(吹替版)

シン・ゴジラ

2 Comments

いち

私がデフォー氏を最初に認識したのは
「プラトーン」でしたわ。
そのあと「イングリッシュペイシェント」とか
「時の翼にのって」とかで観ていたので、
「スパイダーマン」で観た時は
「こういうのにも出る人だったのか」と、軽く驚きました。
そして「アクアマン」にも出てたとは……
今度は軽くじゃなくて大きに驚きました!

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ukasuga

プラトーン、そうですよね。あれでいきなりアカデミー助演男優賞ノミネートだったんですよね。ストリート・オブ・ファイヤーでは、「ヒロインをさらっちゃう街のならず者の頭領」役でして、「きゃーなんか変な骨格の顔だけど悪くてしゅてき!」とレディーウカやんは思ったものです。まさかこの歳になって、まじめなとんちきコスプレ半魚人をノリノリでやってる姿を拝める日がくるとは!!! お時間ありましたらぜひー。シチリアの大乱闘が楽しかったのです、ほんとに。

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