香港-港珠澳大橋-珠海-広州-香港 珠江デルタ地帯一周中国高速鉄道乗り鉄の旅!/中港SIMカード超便利

十連休の間に四泊五日(うち機内泊1泊)で香港に行ってきた。現地中3日。

飛行機のチケットと着いた初日のホテルは昨年のうちに取っておいた、が、5月1日の中国の祝日『メーデー』が5月3日までの三連休になってしまい、メインランドびととのホテルの取り合いになりホテル代が若干高めに。ぐーぬー。中国ってそんな自由に祝日変更できるのかよーカレンダー業者の悲哀とかあまり関係ないんだねぇー。

今回の旅の目的は2018年10月に開通した港珠澳大橋を渡り、珠江デルタ地帯を高速鉄道に乗って一周すること。港は香港、珠は珠海、澳は澳門(マカオ)。世界で一番長い全長55kmの海上橋です。もともと広州は素通りするだけの予定だったけど、その三連休のためにこちらも予定が変わってしまい広州一泊を追加する羽目に。
しかし、広州に泊まってよかった、「あぁー14億も人がいるってこういうことかー」「QRコード決済ってそんなにいいものかぁ?」「ととととトイレが!水圧が!」「全体的にやかましい、本当にやかましい」「イヤフォンというものを知らない人がまだまだたくさんいる」「ドキっ☆初めての体験! タクシーぼられ事件」「市内の動物園にいるパンダ、すごくざっくりと飼われてる!」などなどいろいろな知見を得ることができ本当によかった。結構いろんなところでタクシー乗ってきたつもりですけど、あんなあからさまにぼられたのってほんと初めてでしたよ?

 


広州、バカでかい。アホみたいにでかい。高速鉄道が止まる広州南駅で降りたけど、羽田空港第一ターミナルのチェックインカウンターがありますやん? あれが横に4つ、それを南北に2つ並べたような広さの駅なんですよ? 駅でそのサイズなんですよ? セキュリティチェックとIDチェックがあるんですよ? もう飛行機に乗るようなもんですよ? 諸星大二郎の「西遊妖猿伝」で城門が閉まるシーンが描かれたりしていますが、あの門や城壁が囲んでいた町はどのくらいの大きさだったのかと考えてしまいましたよ。そして滞在中はずっと「西遊妖猿伝」を読んでましたよ。

 


川がある街にいったら必ず船に乗るを社是としているので、ナイトクルーズに乗ってみた。見事に地元の人達しかいなかった。ほんとうにやかましかった。広州にはメインランドびと以外の観光客はいないのかしらと思うくらい。
しかしその翌朝、ホテルの朝食会場に行くと、欧州人や観光客と思しき日本人がたくさんいる。あれーこのひとたちを街で見かけることが全くなかったんだけどー、もしかして他にもっと良い観光地があるのかな? それとも街にあふれる人数が多すぎて他の観光客に気が付かなかったのかしら?
広州ではお高い外資系ホテルに泊まった。私にしては珍しいことですが、ここはケチらなくて正解だった。そのホテルで出発までの時間、カフェで時間を潰した。飲みたいものがなかったのでシャンパンを頼んだけど、明らかにシャンパン用のグラスじゃない器に、こうきゅう外資系ホテルが注ぐべき量をはるかに超えたシャンパンを、ウエイトレスガールがふるふるしながら運んできてくれたときは微笑ましくさえなりましたよ。

 

4G高速データ通信 中国本土31省と香港で7日利用可能 プリペイドSIM
今回の旅にあたって、中港SIMカードを購入した。4G高速データ通信(たまに3G)、中国本土31省と香港で7日利用可能のプリペイドSIMカードです。SIMカードを差し込んだら、なんの設定もせずそのまま使えてしまった。あれ、いいの? 国境を超えるときも、香港の通信会社から中国の通信会社になめらかに移行し途切れることなく使うことができた。
中国に行ったらgoogle Map が使えなくなるし、LINEもgmailも読めなくなると聞いていたのでドキドキしていったけど、LINEもgmailもgoogle検索も問題なく使えた。あれ、いいの? google map は全然使えなかった。現在位置が自分でもわかるくらいずれているので、現地では百度地図を使った。おかげさまで、なんとか迷わず生きて帰ってこれましたよ。

 


香港に入ってからは「きゃー地下鉄の順番みんなちゃんと守ってるー」「Suicaみたいに地下鉄やトラムやコンビニで使えるオクトパスカードが使えるってほんとうに便利ー」「男の人達がみんなジャケット着てるー、つま先を覆ってる靴履いてる-」「街が静かー」「日本人英語が通じる-、そればかりか日本人英語のジョークだって通じるー」「水圧が強いーーー」と感動した、そしてほっとした。この項続きます。

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