夏至祭実家じまいとポケモンGO/ポケモンって蠱毒ってやつじゃないですかー!!!

朝の4時にはすっかり明るくなっていて、夕方は7時頃まで日が沈まず、クチナシの花が濃く香る素晴らしい季節ですね。空梅雨というのかもしれませんが、過ごしやすい季節です。

花が咲く木を植えている人や軒先を花で飾る家が多い新宿区に暮らしていると、住宅街は花で溢れているのだと気が付かされます。2月の沈丁花、3月の梅、4月の桜と桃、5月のジャスミンとツツジ、6月のアマリリスとクチナシ、紫陽花、7月の立葵・・・、新宿区は花の絶えないよい街です、港区と違って歩道も狭いし野良猫のほうが手厚くされているような気がしないもでないですが、ほんとによい街です。


夏至の日は温泉に行き、帰りに箱根彫刻の森美術館に寄ってきた。尾形上等兵の声で「ポケモン狩りだぜ」とつぶやき、園内をぐるぐる回った。気持ちよいデザインで良心的なお値段のカフェもできていて、入館料1500円(ウェブ限定クーポン価格)のモトが十分に取れるフジサンケイビジネスアイの施設。雨で客足も鈍く、ちびっこ連れた家族、あぁもう見るからに不倫関係ですよねなカップル、他にお金の使いみちもないしといった感じの高年齢富裕層夫妻などいろいろ。面白い場所だぜ。


そんな夏至祭だったりポケモン狩りだったりする合間にも進めていく家じまい。すっかり馴染みとなってしまった廃品回収業者さんにまた来てもらい追加のゴミ回収。確かに長野県のゴミ回収は相場が安い、しかし大きな家宅なのでゴミが多い。結局、50万はゴミ出しで使うことになりそうです。えぇゴミ回収の相場は安いと理解した上での発言ですからね!!!

納屋からはまた次の季節にも使うつもりで整理されたままの農業資材がたくさんでてきた。母親は寝たきりになってもいつも「元気になったらアレを植えてこれを蒔いて」と急いた感じで口にしていた。こんなに準備していたんだね。
いま思うと私の母親は、いわゆる介護を必要としてはいたけれど、それは病院で看護師さんたちに助けてもらうタイプの介護であって、ほんとうに病死だったのだ。そういう母親の気持ちに寄り添っていたのかというと、てんでできていなかったと思う。だめ人間だった。いろいろな感情と向き合っていた母親に真剣に向き合うべきだった。

そんなことを振り返りながらゴミ詰めをした。ゴミを積み終わったら激しい夕立がやってきた。屋根を叩くような激しい雨だったけど5分ほどで終わり、「あ、これはお父さんが『俺のことも思い出して!』ってメッセージ送ってきたね」と姉と話したりした。


そしてポケモン。5月17日に始めて今日でレベル28。手持ちのポケモンも強そうなポケモンだけに収斂されてきつつある今日このごろですが、これって蠱毒ってやつじゃないですか。小さな壺の中に何種類化の生き物を入れて共食いさせ、最後に残った1匹を使って呪いに使ったりするという・・・。いやーん、ピカチュウの作画が諸星大二郎になってきちゃうーーー!!! 

壺中天―諸怪志異2 (双葉文庫 も 9-3 名作シリーズ)

そんなこんなでサッカーと日の長い6月も終わりますねぇ。よい夏をお迎えください。

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