父さんは保険かけない人でした

母は保険や定期にいくつも入っていて、亡くなったあとの整理が大変でした。手続きの煩雑さに、お葬式代だけ残してくれればいいんやでぇと思いもしましたが、いろいろの手続きが終わったあとには、田舎とはいえ決して少なくはないつきあいに掛かる金額を子どもたちが心配しなくてもいい状態にして残していってくれたことには本当に感謝します。なんて立派な人なのか。

その点、父親は、国保だけ、生命保険も傷害保険も入っておらず(土地建物家屋を守る保険には入ってました)手続きするべきものがなにもない。せいぜい「もう年金要りませんので」と年金事務所に申し出るくらい。入院中の費用は、高額医療費制度を利用してその範囲内で賄うことができました(個室などの実費は別)。ほんとうに、高額医療費制度ってばありがたい。これで子どもたちも父親も困ることは全然なかったのでございます。

などと言ってるわたしは、共済をひとつ、障害保険に強い生命保険をひとつ、で、一昨年した入院の給付金が先ごろ還付されました。合算しますと「おぉ、一人暮らしサイズでしたら引っ越しできますやん」な金額。でもねでもねでもね、全然モトは取れてない。そりゃーいただければ嬉しいですけど、共済はいままで220万、生命保険は384万も振り込んでいて「これかい」という金額(とすると共済のが全然具合がよいではないですか!)。

保険に入っていなくて、ただ入院して、そこで出費したら全額20万の出費。
保険に入っていて、入院して、給付されても全額500万以上の出費。

とはいえNO保険だったらどうするのか、たまたま自分が健康体だからよいものの、そうでなかったらどうなのか、途中で保険を止めることが一番アホらしいと人は言う、しかし実際のところどうなのか、教えて竹川美奈子先生!、な春の日でございます。斗比主閲子さんだったら既に答えはでていることじゃろうて。

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