ちょっと前、二番目の専業主婦の姉が泊まりにきたときのこと。いつもより少しだけ丁寧にお風呂掃除を済ませて迎えた、のだが、シャワーを浴びた姉がでてきて「鏡が曇ってる、激落ちくんで落ちるのになぜ掃除しないの! カランも磨けばきれいになるのに」と叱られた。うっ、姉ちゃんにこんなことで叱られるとは。この歳でこんなことで叱られるとは!!!
そして今週一番上の姉がくる。共稼ぎ世帯の一番上の姉は、家事の細かいところでごちゃごちゃいうところはないと思うけど、しかし、こういうところで隙を見せてはならぬ。我が家のTOTOのカラリ床とPanasonic製のバスタブよ、輝きを取り戻せ!!!
カラリ床は、カラリ床のお掃除情報が載ってるサイトがありました。わたくしはここで生まれて初めて「浴室用クリームクレンザー」という品物の存在を知りました。このクレンザーと目の粗いスポンジを買ってきてゴシゴシやったら、そこそこきれいになったように感じます。
カラリ床専用ブラシもいまamazonで見つけました。なんだよー。amazonなんでも売ってるな。
カラリ床はまぁいいんですよ、磨けばきれいになるってわかっていたので。問題は鏡です。水うろこがしっかりついてしまった鏡です。浴室の鏡は全身鏡といってもいい大きさで(大家さん・・・なぜ・・この仕打ち・・・)、惚れ惚れするような肉体のヤングガールならばまだしも、この年令になってくると曇りっぱなしにしておきたいくらいなのですが、姉ちゃんにああまで言われれば掃除せざるをえまい、ということで水鱗を取るアイテムを探しにでかけた。
近所のドラッグストアが思いの外品数豊富で助かった。そこで見つけたのは、あらゆる太ゴシックを使って「浴室の鏡・ガラス用」「うろことり」「最強の研磨剤」「専用のクレンザーや研磨剤で落としきれなかった汚れに!」と謳っている『ダイヤモンドパッド』なる商品。少し大きめな厚みのあるMONOの消しゴムみたいなサイズで税込900~1000円。高い激落ちくんだなーと思って買ってみる。
使い方は簡単です。鏡を濡らして汚れを落とします。パッドの赤い格子の面も濡らします。小さく刻みながら縦方向にこすります。鏡に水色のグリッド線があればいいのにと呟きながら小さく刻んで磨きます磨きます。「大根おろしと鏡磨き、どっちがやりたくないかといえばどっちもだなー」などとぼんやり考えながら磨きます。磨きます磨きます。水うろこが残っている箇所をこすると引っ掛かりを感じます。「おまえだな、おまえなんだな?」とこすり落とします。鏡の一番下まで磨き終わりました、最後にきれいな水をかけて汚れを落とします。
いやーん、きれいになりますやん!!!!
あらー、これーすごいー。小さなキズなどついてないといいんだけど、すごくきれいにおちるー。ビフォー・アフターの写真撮っておくべきだったわー。これで姉ちゃんに文句を言わせない、明日は窓拭きする、明後日は中掃除をする、そして姉を迎えるのだ!!!
・・・ などと万全の態勢で準備し、警戒していても、「老後の二千万はあるのか? おまえみたいなヤクザな自営業の将来が本当に心配だ」などと全然別の角度から攻撃がくるんだろうなー、姉妹ってそんなもん。いやーん。
鏡キレイになると、すごく感動しますよね!
浴室掃除は最初にバスマジックリンで油系の汚れを落として、
そのあとでクエン酸で白くこびりついてる汚れを落とすと、
とってもキレイになりますよ。
その際、普通のスポンジより激落ちくんで
こするとよく落ちまっせ。
あと、欲しいわ〜と言ってるスクイーザーで、
最後にお風呂はいった人は手が届く範囲でいいから
壁とかの水気を集めて落としておくと、
カビにくくなるよ。