春塵や不要不急のことばかり/家計簿歴15年のわたしの驚愕

 

すごいな! イベントは中止、コンサートも中止、街から人が消え、飲食店に客はおらず、学校は休校、電車は満員、テレワークしてるはずの会社は深夜まで煌々とあかりがついており、観光地は人が絶え、では温泉にでもいくべかと調べると共同浴場の感染リスクが目に入り、ともかくもうめっちゃくちゃですね。今月はお金を必要最低限なところでしか使っておらず、使う場所に行けない期間を過ごしています。不要不急のことが楽しいのに、それで食ってるひともたくさんいるというのに。ひどい話だ。

それでですね、昨年の消費税増税以来、財布の紐をきゅっと引き締めて暮らしているのですが、今月はとうとう、家計簿つけはじめて15年のわたくしも驚くお金の使わなさっぷりです。史上最低の出費額です。食費と光熱費と通信費にしかお金を使っていません、月初に購入した任天堂Switchがなければ、もっとお金使わずに済んでいましたよね・・・恐ろしい!! 確かに消費税10%になった昨秋から引き締めるようになってきてはいましたが、今月はその引き締め月間の8割以下になるのではないでしょうか。

貯金や老後資金のことをあまり考えていなかった2005年の毎月のお小遣いを100とするとこんな減少っぷりです。

2005年代 100%
2010年代  80%
2015年代  70%
2019年代  60%
2020年1月 50%
2020年2月 40%

2007年あたりから本格的に貯蓄を見直したり、また引っ越したりといろいろ環境が変わったこともありますが、2005年代のザルのようなお財布を持っていたわたしをとっちめたい!!! とっちめたいけど、不景気になる、貧しくなる、社会保障がまったく信頼できない、そのくせ重税化が進むってことはこういうことなんだよな。

・・・それはさておき、これはほんとうに恐ろしいことですよ。観光やらインバウンド経済に全振りせず、堅実に内需拡大を進めていけばよかったのに。ほんとうに小さく尖った小石でいっぱいの校庭に、経団連のみなさんや閣僚のみなさんを呼び出して小一時間正座していただきたいと思います。ほんとにひどい。

2 COMMENTS

いち

経済の専門家に言わせると、
観光立国っていわゆる後進国がやることなんだそうですよ。
災害の多い国でなんかあれば人がさーっと来なくなるのに、
観光で景気回復とか無理ですから!
食料自給率が低いのに、
輸出で高く売れる作物作りましょうって、
農家さんを指導するとかもね。
いろいろめちゃくちゃというか、
目先にすぐお金になることばっかりやってたから、
こういうことになったんだなと。
ふ〜。

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ukasuga

ですよ。ほんっと、経団連はなにしてくれる? 富裕層に向けてビジネスだ!!、とか言ってたら肝心の富裕層(という名の中間層)が消えてなくなりました。じゃぁインバウンドだ! 新型肺炎で来なくなりました。ばかー。ほんっとばか! 貧乏人を減らす政策すれば全部丸く収まっていたのにね、これだけ人口のいる国なんだから。

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