実家の引き渡しも終わり、姉と遊んで、ポケモンGOやって、みなもと太郎の「風雲児たち」を読んで、気になってる本をパラパラめくって、参院選選挙をめぐるあれこれにうんざりし、バーゲンで久しぶりにちゃんとしたお値段の洋服買って、友達と餃子屋めぐり飲み会しているうちに7月が終わる。マジかー! ずっと天気が悪くて、ポケモンGOの画面に雨がしとしと降り続けていた7月が終わる。マジか。
今年、水着を新調した。世の中には、マダム用の体型をそれとなく隠しつつも大胆にさらけ出してくれる「んっ?」というお値段の水着が売られているのです。
30代前半のころ、そう仲良くもない男性に「ビキニとか着て気持ち悪い、何様のつもり」と面と向かって言われ、「あぁん?」と返すしかなかった日のことを今でもたまに思い出すのですが、なんでビキニ着るかというと、背が高いわりに昭和の体型だからワンピースの尺が足りないからです。ワンピースだときつく微妙な位置がきゅっとなって動きにくいのです。「みてみてあたいのはちきれんばかりの若さー☆」とキャッキャウフフするような世代でなくとも、人類には水着を着なければならぬ局面があるのです。なので水着を新調しなくてはならんのです!
というわけでイスラエル製の水着を新調しました。バリ島のスーパーで買った2000円の地味なヒモビキニや「変なところについてる変なデザインの変な金具・・・これぞバナナ・リパブリッククオリティ」の水着ともようやくおさらばです。イスラエルというのは水着先進国だそうで、ハイレッグを産んだのもパレオを産んだのもこの国。国全体が地中海に面しているので、水着産業も盛んなのでしょうか。・・・という話を句会でマダムに話したら「あの国は、小さい布面積で如何に効率よく稼げるかを常に考え抜いているんじゃないかしら」とのこと。12.5mの長い布を織ったり染めたりして高く売る国とはちょっと考え方が違うのかもしれません。
モスクにありそうな可愛らしい水色のタイルがデザインされたビキニで、がっちりパンツ&お胸しっかりホールド。試着室でバストアドバイザーという女性の方が「こうやって、ですねっ、胸をっ、このっ、三角形のっ、布でっ、しっかりとっ、覆ってくださいっ」と私の上半身をグイグイとアレしてくれて着方を教わった。脇の肉を全部布のなかに移動させて、胸のカップに余地を残さないのがポイントだそうです。ほほぅ。
この水着に決まるまで何枚か試着した。
「目くらましになりそうなこのデザインがよいのでは」と友人の進言に従って最初に試着したのがこういうタイプの。みなぎるおばさん感に自分でもクラクラした。高いホテルの高いスポーツクラブに通ってるだけが取り柄の高所得高年齢ガール的な見栄え。似合わない!
調子にのってこういうのも着てみた。きゃあああ。気恥ずかしさで姿見を直視できない!
で、最後に紐が細すぎないビキニにしたら、体型にも自分のキャラクターにも似合っててよかったよかったという話(このモデルじゃないですけど)。
昨年、ジムに通おうと思いミズノのこういうセパレートの水着を買ったんだけど、これ・・・私にはまだ早かったね・・・15年くらい早かったね・・・。
スポーツクラブのプールで一生懸命ウォーキングしてる人生の諸先輩方をたくさん見てきました。プールでウォーキングするくらい程度の運動欲の人間は、こういう体型隠しが目的の水着を買わなくちゃいけないのかと思い込んでしまったけど、私たちにはGOTTEX があるじゃないか! あるじゃないか! こういうシャレオツなブラトップタイプの水着があるじゃないか! よい時代だ! 買おう買おう! そしてジムの申込書を書こう! ジムに入会するのだ! 運動を続けた人間とそうでない人間は老化の速度が大変に違うというではありませんか! テンションあがる可愛い水着で通うのだ。
まぁ、つまりはこれですよ・・・ひぃぃぃ・・・東山さん一体どういうこと・・・
吉本の体制とか社長がポンコツとかそんなことよりも、このお二人が同い年ってことを知りただただ驚いております。 pic.twitter.com/QfANtwCPuk
— わら子🙎🏿♀️人生模索中主婦 (@warakochan_Tw) 2019年7月23日
南雲先生、この表紙ってば勇気あるぅ-!
えっ、マジ?
この二人が同い年⁈
ええええ〜〜〜ッ‼︎
同じだけ時間が経過している人類がこれですよ!!!
東山さんはどんな魔法を使っているのかしら!