「夏は恐竜映画よねー、全然夏っぽくない陽気だけど」ということでとamazon prime video でいそいそ鑑賞。
・ポケモンGOで日々レベル上げに勤しんでいる人間からしたら、人間になついた恐竜「ブルー」がもうピカチュウにしか見えない。小粒!
・人類が勝手に作った恐竜を描くだけではネタがつきたらしく、火山という別の自然の脅威を導入したようで。現実世界ではまず起きないであろうすばらしい奇跡の連続の逃亡シーンは見ていて面白かったですが、あの首長竜が「あおーん」と鳴いて崩れ落ちていくシーンで物語を終わらせてもよかったのでは。首長竜かわいそう!
・要所要所でクリス・プラットの彼女役の胸の谷間をチラチラとさせ、お父さん世代も飽きさせない工夫!
・火山島からかき集められた恐竜は、コンテナに詰め込まれ、船で運ばれ、競売にかけられることに! 「ご覧ください、このこは、これらの訓練の結果、立派な暗殺マシーンになりました!」、暗殺兵器として恐竜を雇おうとするトンチキな金持ちがこの世のどこにいるというのか。
・落札価格表示ボードは、USD、GBP、EUR、HKD、JPY、SGD の順に表示。あれ、人民元は? 恐竜を買い求める人が一番多そうな人民元は?(見逃したのかな?) それとも華僑がシンガポールドルで買い占めるという設定?
・吹替版で見たけど、女優さんの能面をつけたような台詞回しが印象的でした。あっ、これが不評だった木村佳乃の吹替だったんだ。他にアメリカン女優に向いた吹替ができる声優さん、たくさんいそうなのになぜ! クリス・プラットは玉木宏が担当。うん。まぁまぁ。第一作でメガネをかけてた学者さん「イアン・マルコム」役の吹替は大塚芳忠さん、もうだめ、鶴見中尉にしか聞こえない。
玉木宏悪くなかったんだけど、俳優さんの吹替の域を出ていないのは事実。吹替やらせてみたら素晴らしい出来で、新手の山寺宏一かと思わせてくれた藤木直人のこの作品を改めて推しておきます。お話もよいです。うっかり墓じまいとか実家じまいとかしかねない方々にぜひ。
お気楽娯楽大作なんだけど、第一作を超えることはできないなーと改めて。第一作の豪雨にぬそれそぼった太っちょSEの「おいでおいで、あははよく見たらかわいいな!(毒液プシャー)ぎゃー!」を超えるシーンはないんだよなーと改めて。