ちょっと大きめの知床半島みたいなところ/一筆書きで行くノルウェー乗り鉄の旅 その6/ベルゲン急行+ナッシュビル フィヨルドチケット ノルウェーフィヨルド定番観光コースの巻

旅行前、その日の行程

わたくし、若い頃、海外旅行に行くとき、行く機内で「えへへ、ぜーんぜん予習する時間なかった」とかいって機内サービスのそこそこのワイン飲みながら、地球の歩き方を読んだりしてあわてて現地の予習をしたりしておりました。それが格好いいと思っておりました。そして現地で「飛行機疲れちゃったー」とかいって日本では泊まらない高級ホテルのベッドを堪能し、朝食サービスのぎりぎりの時間にのそのそ降りて行き、ゆっくり朝食を味わって(なぜなら旅先で一番高い食事がホテルの朝食だったりするので)、11時くらいに「さて観光でもするかー」とぼんやり街歩きをしたりしておりました。それが格好いいと思っておりました。

ですが、こういう年齢になってくると「今後の人生で、あの土地に行くことは二度とないかもしれないから」と大変な切迫感でもって旅の準備をするようになってきました。現地の方とあーうーとあれこれする時間はかなりもったいないので、出発前にできるだけすべての予約・準備を済ませておくようになりました。この成長を褒めたい。

欧州の鉄道は確かにウェブサイトで予約できるけど、発券窓口が開くのが遅く思い通りの旅程を組めないこともあるので、わずかな手数料を節約するくらいだったら日本の代理店で購入したほうが安いし確実、バス乗り場の案内図なども同封されていて親切。さらに、そういった鉄道切符が同梱されているパッケージツアーもあったりするので、それで予約したほうがなお安全! ある程度旅程を決めたらあとは旅行代理店任せにしちゃう! そのための旅行代理店だぜ!

というわけで、欧州現地ツアー最大手「みゅう」さん手配の現地のベルゲン急行・ナッシュビルフィヨルドチケットが同梱されている格安パッケージツアーで行ってきました。

こんな複雑な行程、自分で予約できない!! みゅうさんの切符は、ベルゲン急行・フロム鉄道・フィヨルドクルーズ線・バス・ベルゲン急行が全部パッケージ化されているのです。らくちん!!!

オスロ出発まで

朝5時起床、出発の準備をして朝の散歩。ノルウェー王宮。

衛兵二人の警備だけ。王様が居住されているそうなのですが、皇居の前をこんな気軽に突っ切ることができないことを思うと、ノルウェーの王様気さく! ハーラル五世の略歴読んで、大変な戦争時代をお過ごしだったんだと涙した。

Porter Service

港まで歩いてオスロの町を半周してホテルに戻る、所要時間30分。ホテルのフロントで、ベルゲン急行でスーツケースをホテルまで届けてくれるサービスの人を待つ。「Porter Service」という業者さんで、ウェブ予約もできます。日本円3000円で、オスロからベルゲンまで貨物便で運んでくれちゃうの。手ぶらで観光できちゃうの。箱根登山鉄道の「箱根キャリーサービス」みたいなものです。荷物取りに来た人が伝票書いて、「オッケーマダム、あとは現地で受け取ってね」とウィンクされたときにはトゥクトゥクーンとなった。
さて、リュックひとつに必要なものを詰めてホテルをチェックアウト、一日乗車券が残っていたのでオスロ駅まで地下鉄で移動して、出発。

ベルゲン急行

これが先頭車両

客車はこんな感じ。

オスロを出て30分くらいで田園地帯に。

ハイネケンのお値段をご確認ください。95NOK、500mlで1200円ざます。

森と湖と、なんでこんなところに人が住んでるの?みたいなところを走り抜けながら、ミュルダール駅へ。ここでフロム鉄道に乗り換えます。

フロム鉄道

ミュルダール駅。ミュルダール駅直前で雪が降っている山があったので、下車の際にはみんな一斉にダウンを着込んだりした。

登山鉄道らしい頑丈そうなフォルム。

素朴でかわいい内装。ふっくらした椅子が座り心地よかった。

走り出してすぐ列車が停まり、ショース滝。下車して滝を眺めに。

白い丸は、フィヨルドの狂気といった感じの前衛舞踏を踊る女性ダンサー。

内陸フィヨルド。すてき。

水がとても綺麗。きれいな水があって山と海がある国って強いよね。

ぽつんと一軒家のスケールが大きい。

フロム駅からフィヨルドクルーズ

電車は一時間ほど走り、フロム駅へ到着。列車はここで折り返しまた山に登っていく。人間たちはフィヨルドクルーズへ。この村のホテルに泊まる人もいるそうです、が、さすがになにもなさすぎるような気も。

フィヨルドクルーズの出航まで一時間以上時間があるので、周辺を散策。農地の中を散策路が整備されてました。戦いに疲れたヴァイキングなみなさんたちが寄る辺を求めてやってきそうな地形ではありませんか。「フロム」とはノルウェーの言葉で「険しい山の間の小さい平坦な領域」という意味だそうです。少ない文字数でここまで表現しちゃうのってアイヌ語みたい。

わたしが乗るフィヨルド船がやってきた。

乗車して出発。

小さそうに見える船ですが、ゆったり設計の3階建ての船で、中はベージュとモカのフラットなソファの並ぶ素晴らおしゃれ内装でした、住んでいたいくらい! アジア人観光客は1割、残り9割はそうじゃない人、10人家族旅行中のアメリカ人ファミリーがいたけど、オスロからベルゲンまでがもし私と同じ旅程なら、この一族だけで30万以上の出費のはず、やるなーアメリカンパパ!

ノルウェー国旗。

オシンコシンの滝かな?

こっちはカムイワッカの滝かな? 

フィヨルド。

晴れていればこんな感じ(素材サイトから)。

羊ちゃん。

農家。

フィヨルド。

フィヨルドも見飽きたかなーっていう頃合いを見計らって、グダバンゲンに到着。

グダバンゲン→ボス→ベルゲン

グダバンゲンからボス駅まではバス。ほとんどの人が船を降り乗り継ぎバスへ乗り込み、次の目的地へ移動していく。バスは3台ほど待機していたけど、バスに乗り込んで初めて「えっあの船にこんなに日本人いたの?」と驚く。

ボス駅でベルゲン急行へ乗り換え。朝の車両より近代的な車両で、いうなればちょっと広めの京浜東北線って感じ。一時間弱乗って宿泊地のベルゲンへ到着。

そんなこんなで、朝8時にオスロを出発して夜8時にベルゲンに到着。
一日の移動距離500km!

ベルゲン! ハンザ同盟のノルウェー第二の都市ベルゲン! 1217年から1299年までは首都だったベルゲン!国際的な養殖業、海運、海洋石油産業、海底技術の中心地でノルウェーの学術、観光、金融の中心都市のベルゲン! 山へ続く点々とした光はケーブルカーの光です。

やっと着いた・・・・バタリ・・・と倒れ込んだのは、ベルゲンの港近くの観光至便のホテルの、居住空間四畳半以下のスーツケースも広げられない極狭部屋。マジかー。なんでこんな狭い部屋なのに、シャワールームは最新の設備で床暖房も入ってるのよー、なんなのこのギャップ!!!!

明日はベルゲンからスタバンゲルへ移動します。

フィヨルドの恋人 ムンクさん 19インチ(約50cm)

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