静岡で聖地巡礼してきたよ/紅ほっぺをめぐる東京発着日帰りの旅!

 

わたくし、毎年1月から5月頃まで、「お値段・味・香りバランス取れた三冠王のとちおとめ」「あまおうは粒の自由さが醍醐味」「東の女王紅ほっぺ」「あれば迷わずきらぴ香買え」「乙女可憐な白雪いちご」「むしゃむしゃいける果肉ほろほろの章姫」など国内産地のいちごを食べてはあぁでもないこうでもないといちご博士めいた行動を取っているのですが、「そんなに紅ほっぺ好きなら、一緒に行きます? うちの実家、静岡で紅ほっぺ農家やってるんですけど」と知人に声かけてもらい、行きます行きます行きますと勢いよく挙手し、行ってきました、静岡県伊豆の国市は反射炉がある町・韮山まで。富士山の宝永火口という土手っ腹の大きな穴が真正面にズバーンと見えるその農場の駐車場を降りた瞬間からいちごの香りが漂ってきて、ハウスの引き戸をあけると高設栽培のいちごプランターが遠くまで並び、はわわ、私が犬だったら嬉ションするところでした、人間なのでそうはしませんでしたけれども。

 


麗しの紅ほっぺは自然になっている状態ですでに美しく赤いきらきらの三角錐の姿で連なっており、もうなにこれ絵? 逆にイラスト? なにこの完璧な世界!! 美しい果肉としっかりした歯ごたえ、香り高く燦然と輝くこの赤い実よ、君の名は紅ほっぺ。


紅ほっぺ界に埋もれてしまいそうになっていたところ「こっちのラインはきらぴ香ですよー」と案内された。紅ほっぺに比べると、若干果肉が細長く、角度も急でシュッとしてる。素人が摘んだってそのまま伊勢丹の果物コーナーに出せるほど自然の状態で粒が揃っており、酸味が若干強めですがこちらもおいしい、香りがさらに強い。 

なるべく日があたっていないところを選んでいただくと果肉があたたまりきってなくて非常に美味しいです、いちご狩り豆知識。しかし、なぜ、私は、この静岡の地に上等なシャンパンを持ってこなかったのでしょう! 後悔した! 地団駄踏むほど後悔した!!! そういうことが許される大人のいちご狩りをいつかしたいものです。

 

いちご狩りでお腹いっぱいになったあと車は一路沼津へ。沼津で海見て、海鮮丼を食べて、あははうふふ笑っているうちに車はつるり東名へ、あっという間に都内に帰り着き、今日のことは夢だったのかしらとうっとりする楽しい遠足でございました。

「紅ほっぺって女優に例えたら誰だろう? ガッキーとか?」
「ガッキーじゃないんだよ、メジャーすぎて神秘性が足りない」
「石原さとみとか?」
「石原さとみでもないんだよ、もう少しだけ妖精っぽさが」
「誰だろう?」
「山本美月でどうでしょう?」
「あぁ!なるほど!!

ともあれ、大好きないちごの聖地巡礼ができてようございました。韮山のいちごストリート(勝手に名付けた)までみなさまもぜひ一度!

 

   

苺の世界も奥深いぜ!!!

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