春日や寝押しされてるプラダかな/背中が大きすぎるリュック民が多すぎる問題/男気バーキン物語

大容量で何でも入る、干し柿2キロ入れちゃったり、稲庭うどん1キロ入れちゃったりされちゃう私のプラダの男性用リュックですが、ひとつ困ったことが!!!

それは作りが頑丈すぎて、たっぷり取られたマチの幅が常に背中で存在感を放っていること。がっちり作られた軍人用背嚢のようで型くずれしないため、ちょっと混雑した車内でも存在感増太郎、手に持ち前に提げたりしますがこの頑丈なマチ、どうしたらよいのか、もっとクタッとしておくれ!!!

というわけで、いま、実家から持ってきた肉厚の和座布団を重ねて寝押ししています。その上では猫ちゃんが危ういバランスを楽しみながらぷすぷすと寝息を立てて寝ています。早くクタッとしておくれ!! マチがヘロヘロになっておくれ!!

最近はリュックはやりではございますが、背中大きすぎるおじさん増えすぎだよ? 全財産突っ込んでるの? 後ろ通れないよ? 後ろ通るとき、なんでわたしが蟹みたいなポーズで遠慮しなくてはなりませんのん? もしかしたら夏は歩荷のバイトをするため、いまから鍛えている人なのかもしれません。でもなー、なんか、その、そろそろ喋りだしそうな色のあせた使い込んだ厚みのあるなんなら汗の塩っぽいものが散見されるそのリュック、もう少し周囲に気を配ってもらえると嬉しいんだけどなー。 

 

などとブツブツいいながら、私はああはなるまいと座布団で型崩れさせている最中に思い出したのですが、2000年代に「できる女はピカピカのバーキンを持っていると恥ずかしいから、ベッドマットの下にしばらく敷いてクタクタにさせている」などということをなにかの本で読みました。いまみたいな「使わないものはなんでもネットで売っちゃえ!」な時代には考えられない男気です。みみっちく使わない! 大事!! 汚れるからってハンドル部分をスカーフで巻いたりしない! 買ったものは使い倒せ使い倒せ! いいものからガンガン使ってけ!  それだいじー。

 

先日ニューヨークを舞台にしたドラマシリーズ「モダン・ラブ」を見終わったあと、なぜかそのままSEX AND THE CITY シーズン4が始まったのでそのままずるずると見てしまった。ミスター・ビッグと一旦別れて「わたしたちいいお友達なの!(んなわけねぇだろ!) いまはエイダンっていう素敵な彼氏がいるしね!」のあたりです、スティーブが睾丸癌になって、ミランダがうっかり妊娠しちゃって、シャーロットが妊活がんばりすぎてて、サマンサは相変わらずのあのシーズンです。

ルーシー・リューのPRを担当することになりテンションあがったサマンサが、HERMESで真っ赤なバーキンを見つけて、なんとか買おうとするエピソードがあります。2000年から2001年のことです。

「サマンサああいうの好きだっったっけ!? バッグに4000ドルはたくの?」

そう、4000ドル、当時の為替でも50万円くらい。いま、正規料金でいくらするかみなさまご存知? HERMESの公式サイトによるとバーキンですらないマイナーなバッグが80万ですって、ってことは160万とか180万とかするんでしょ? おかばんはあんなに値上がりしたのに、なぜ大卒初任給はその勢いであがらないの?!

マンション買って値上がり益待つのもいいけど、固定費維持費のかからないバーキンやロレックス買う人の気持がわかるわーってうなずきましたわ。押入れのなかに突っ込んでおくだけで値上がりするんですものー。

このシーズン4の第11話です。HERMESの店頭ディスプレイがすごくマダムくさいところも見どころです! あとキャリーのヘンテコファッション「マンハッタンの三角巾女」も見逃せません。ご興味ありましたらぜひー。

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