花器をめぐる冒険

春がきたのがあんまりうれしかったのか、花屋の軒先で土曜にはスイートピーを、日曜にはラナンキュロスを買いました。麻布十番でよく使う花屋さんは雑式通りのだんだん畑さんです。ほれ、タモリ倶楽部のエンドロール(?)にもよく出てくるじゃろう、あの花屋さんじゃよ。
ちょうどいい大きさの花瓶がなかったので、日曜日は花瓶を買いに、有楽町の無印に。ついでに下駄を買おうと思い立ち、新宿伊勢丹にも。冬のさなかに下駄なぞ売らぬ、売るのは草履ばかりなり、季節じゃないのでお目当てのものが見つからず。
青山・銀座でいま大変よろしいものが大変お安い値段で売りに出されているという情報も耳にしっかり入っているのだけど、耳をぎぅぅーっとふさいであえてそちらにはいかず。まだしつけ糸も取ってない着物が3枚もあるじゃないか、と耳をさらにぎぅぅぅぅーっとふさいだ状態で7階の着物売り場をエレベーター目指して歩く。しかし、併設の古着屋さんの店先で具合のよいベージュの格子の紬をうっかり見つけてしまったのでそれを買う。意思の弱い三十女のお財布は、時と場合によってはたいそう紐がゆるくなります。
伊勢丹5階で素焼きの花器を大小1個ずつ買う。どこぞのお屋敷の軒先の椿を一枝頂戴しまして、すとんと飾ってみたいものです。自分がくつろげて暮らせる一軒家がほしいなーと強く思った一日でした。犬とワイシャツと私・・・。
日曜日の着物。
モスグリーンの結城と黒のざっくり帯、黒のコート。
帯揚げと帯締めを明るい萌黄色で。
ぶかっとゆるかった別珍の足袋はタンブラーに一回まわしたらちょうどよいきゅっとしたサイズになりましたことよ。
ところで六本木ヒルズのセガフレにいたバリスタさんが、新宿のセガフレにおりましたことよ。びっくり。「2月から異動になったんです」とのこと。そうかー、セガフレさんも人事異動があるのね。

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