Amazon Prime Video で。無料配信は今月末までみたいです。
作品概要はeiga.comから。
1974年製作/202分/アメリカ 配給:パラマウント映画=CIC
ゴッドファーザー、ビトー・コルレオーネの縄張りを継いだ三男のマイケルが次々に宿敵を倒し、ファミリーを形成していくまでの過程を、若き日のビトーの足跡を挿入しながら描く。
製作・監督はフランシス・フォード・コッポラ、脚本はコッポラとマリオ・プーゾ、原作はマリオ・プーゾ、撮影はゴードン・ウィリス、音楽はニーノ・ロータ(後略)
何夜かにわけて鑑賞。若きビトー・コルレオーネを演じるヤングロバート・デ・ニーロが驚くほどスマートで縦長の体格をしていて驚く。無口だけど殺るときは殺るイタリア移民を淡々と演じている。
第一次世界大戦後という時代にファミリーを立ち上げるビトーと、1960年代の経済発展の時代に組織のホワイト化を図りつつファミリーを守るマイケルの話が織り交ぜられながら物語は進む。マイケルが宿敵やら不要な人間やらをバンバン殺すクライマックスののちに迎える物語の最終盤、ビトー・コルレオーネの誕生日会に子どもたちが集まり語り合う場面が始まる。
それは1941年12月8日のことで、パーティ会場のリビングに集まったひとたちを紹介し終えた長男サニーのセリフから始まる。
サニー「それにしても日本人、あったまくるよなぁ。なにも父さんの誕生日に空襲なんかすることはねぇじゃねぇか」
フレド(次男)「誕生日とは知らなかったって」
サニー「そりゃそうだよな」
トム(ドイツ系のみなしご・ビトーの養子)「石油を止めたから報復は当然かもな」
サニー「なにが当然だよ。爆弾落とされて敵の肩持ってどうするんだよ、どっちの味方だぁ?」
戦争の話の流れで末っ子のマイケルが海兵隊に志願したことを告白し、兄たちはやめろと諭す。殺気だった空気の中、ビトー・コルレオーネを祝福するために人々は別の部屋へ移動する。ダイニングルームにひとり残されたマイケルは、家族のみなが父を祝福する声を聞いている・・・
うぉぉぉぉーここで終わるのか!!
ビトー・コルレオーネの誕生日は最初から12月8日に設定されていたのかな? これからファミリーの運命がかわっていくという要素を入れるためにこの日を誕生日にしたのかしら? 祝祭の背後で密談、あるいは殺人、というコルレオーネ一家にふさわしいエンディングでした。
Amazon配信 ゴッドファーザー声優リスト
最後に声優さんリストが出ていてので転記しておきます。
マイケル 森川智之
ヴィトー・コルレオーネ 山野井仁
トム・ヘイゲン 田原アルノ
ケイ 山像かおり
フレド 牛山茂
コニー 齊藤恵理
ハイマン・ロス 稲垣隆史
フランキー 藤本譲
ギーリー上院議員 水野龍司
ファヌッチ 稲葉実
若いテシオ 桐本琢也
あ、あ、なるほど、これはBlu-ray版なのですね。了解です!
猫ちゃんを抱いてるビトー・コルレオーネのフィギュアが売られているとは恐れ入りました。