第九とはこういう歌か冬の星/都響スペシャル ベートーベン第九 サントリーホール

年末に第九というものを一度聞いてみたいものよのぅ、と思っていたものの、そこまで本気じゃなかったからかなかなかきっかけがなく、あぁ今年も第九というものを聞かずに一年が終わるのね、と思っていたところ、ふなやんが「サントリーホールのチケットあるだよ」とメールをくれて、あぁこれが天啓というものか、行きます行きます行きますとも、とひらりと行ってまいりました。
シックに決めようと思い、モスグリーンの結城紬と白の渦巻き帯。着終わって鏡の中を見たら、シックを通り越してちょっと地味なおばさんに・・・。ふえええーん。なんか切ない。
指揮者はカール=ハインツ・シュテフェンス、大きな動きのドイツ人、ソプラノは澤畑恵美さん、メゾソプラノは竹本節子さん、テノールの福井敬さん、すばらしボイス、バリトンは福島明也さん、バックの合唱は二期会合唱団のみなさん。第一楽章から第三楽章までオーケストラの演奏を楽しみ、第四楽章になって合唱が始まり、そうかー第九ってこういう楽曲なんだ、と聞き入る。華やかで楽しいものですなぁ。なんかアホな感想しかでなくてすみません。
感受性と思い込みが強くて先走っちゃう男・ベートーベンに、神は音楽の才能を与えました。日本の教育は、音楽と美術の授業を用意し、子どもたちに世界はこんなに広く美しいものにあふれているんだよ、ということを教えてくれました。それがホニャララ年を経て、サントリーホールで邂逅するわけですよ。そういうのって、なかなかいいものですなぁ。
来年もこういう場所に何度か来れるといいわね、と思いましたわ。というわけで、1月のマーラーの第五というのを聞くことになりました。いやーん。楽しみ!!!
それにしても「こうきょうきょく」って「きゃりーぱみゅぱみゅ」くらい発音しにくいわね。

きゃりーぱみゅぱみゅ
ワーナーミュージック・ジャパン

¥ 7,659

(2012-05-23)

2 COMMENTS

ふなき

結城のお着物、素適でしたわ!!シャリっとした織のテクスチャーだけど、柔らかくて暖かそうで。帯との組み合わせもお素敵でした。
第九はシラーの詩の内容と時代背景がベートーベンの琴線に触れ、あの楽曲に昇華したのだと思います。「抱きあえ、幾千の人々よ、この接吻を全世界に!!」
1月のマーラーは、指揮者とオーケストラの相性も良く、期待できると思います。youtubeなどで多くの演奏がアップされているので、予習すると吉!!

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いち

豆知識。
「きゃりーぱみゅぱみゅ」は、
ドラえもんが道具を出すときの口調で
言うとうまく言えるのです。
たぶん「こうきょうきょく」も
この手で上手く言えるはず!

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