TUGUMI

TUGUMI(つぐみ)
TUGUMI(つぐみ) 吉本 ばなな
吉本ばななの初期の名作「TUGUMI」をこの年になって初めて読んでみた。1988年に書かれたお話だから、読みながら細部や絵づらを想像するといちいちが確かに80年代後半の香りがする。特にボーイフレンドの名前「恭一」というのに、すっごくこの時代の香りを感じる。
いま映画化するなら、つぐみ役は市川実日子ちゃんがいいなぁ。
恭一はハンカチ王子がいいなぁ(俳優でさえない)。
つぐみの乱暴な「スケ番」調の話し言葉を目で追っていて何かに似ているなと思ったら、私の脳内ウカ語に近いのだということに気がついた。なるほど。ふむ。

2 COMMENTS

カヲル

読んだ当時18だった私は
えらくつぐみに感情移入してましたね。
結局、私の場合、純粋さを捨てて
周りに流される事も覚えてしまったけど。

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スガ

18歳の頃に読んでおいてもよかったかなーと思いました。そういうものが私の引き出しにはいくつかあります、ビートルズとか、映画「イージーライダー」とか。

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