2005/11/1 発行。現代のイヌイットと呼ばれるみなさんがどのように暮らしているかをまとめた本。欧州のファッション業界で「毛皮なんて野蛮ざます! もうなにがなんでも反対するざます!」という運動が高まってから、狩猟という仕事がなくなった極北のひとたちがどうやってたつきを立てていったのか。そんなお話や、イヌイットのひとたちの食生活など。
イヌイットの人とアイヌの人の神様像がとても似通っていて、同じものを食べたりしていることを知る。同じようなものを食べるのは緯度やら気候やらを考えれば理解できるものだけど、神様感が似ているのが面白い。同じDNAなのかしら。このあたり、もうちょっと突っ込んで調べてみたいと思います。