ちょっとキャリアのある漫画読みにとっては「オフィス北極星」などでおなじみの中山昌亮さんの「不安の種 (1) (ACW champion)」、少年チャンピオンで連載中らしいのですが、これがもう・・・怖い。2~4ページのたたみかけるようなショートショートのホラーの連続。状況説明が簡潔すぎるため、そのシチュエーションが誰にでも起きちゃうんじゃないかと一瞬思わせるあの怖さ。あたくしもえぇ年したおねぃさんですが、夜中にそのことをふと思い出しちょっとぞくっとしてしまうようになってしまった。読まなきゃよかった。大江戸線麻布十番駅には、公営駐車場の脇という上を歩く通路があるんですが、そこは阿部ヒロさんを連れていったら「早くここから出して!」と叫びかねない気味の悪いところ、昨日そこを通るときもいつもの倍足を早く動かしたり。読まなきゃよかった、でも読んじゃった。あぁ、もうー!!! うちには、オチョナンさんなんていないわよぅー。
怖いといえば、こちら『コミック幽』に掲載されている諸星大二郎の短編がまた怖い。最後の猫の話が一番ぞっとした。ああいう肩の力の抜けた線だからこそまた怖い。あぁ、怖い怖い。でも一番怖いのはこの人間様よ。あぁ、怖い怖い。
さて、ヒグマ更新。カラーも復活しちゃってますが、だいじょうぶかのう、ヒグマさん。