2019年ノルウェーに遊びに行くにあたって当時のスマートフォンではカメラ機能が少々心もとないと感じ、iPhoneXS に変えた。このときは、docomoの「スマホおかえしプログラム」を使って、36回の割高な割賦払いで契約したのでした。「36回払ってる途中で返却してくれたら残りの支払い分は払わなくていいですよ、あ、もちろん全部払いきって自分のものにしてもらっても結構です」という契約です。「使用はできるけど、ある意味無期限貸与してるだけです」の電子書籍のようなシステムです。
最初から「これはdocomoに返却する端末」と思って綺麗に大切に使っていた。XS は画面も大きく、液晶もつやつやで、カメラも明るく写りがよく、非常に満足のいく機械で4年ほど使えそうな感触がありましたが、ひょんなことからiPhone 12 を買ってしまった。
Appleのウェブサイトで色やハードディスク容量を選定した後、「どこで受け取る? 丸の内? 銀座? 原宿? 新宿もあるよ!」と受取店舗をサジェストされ、一番近い新宿店に決めた。バスでのこのこ出向き、いつ来ても居心地が悪いぜよと感じながら店舗に8分ほど滞在した後、Appleの白い紙袋を持って店を出た。早い。歴代一番最速購入は、香港のアップルストアでその場で選定から決済まで5分で済んだときですが、それに次ぐ早さでした。
さて、先週、iPhone 13が新発売になったニュースを耳にしました、まぁいいんですよ、わたしはそういう星の下に生まれているんですよ。しかし新機種が出たというのにいつまでも寝かせておくこともなかろうと、その知らせを聞いたあと、スマホの移行を開始した。ahamo のSIMカードを新iPhoneに入れ問題なく通信が使えることを確認し、「スマホおかえしプログラム」で旧iPhoneの返却手続きを済ませ、先週からiPhone 12を使っている。
データの移行
新しいiPhoneの電源を入れて起動したら、そのまま「近くにiPhoneあるでしょ!隣に置いとくと全部データ移行してあげるよ」といいだす。「マジか」と隣におくと、どんどんデータを吸い上げる。すごい! どうやって引き継ごうか悩んでいたスマホの写真がぐんぐん転送されてくる! その他、稼働しているアプリも自動にインストールされていく。面倒な個人情報も多分一緒に移行されてるんだろう。便利な時代に。
移行されない辞書データ
辞書データは移行されなかったので、それだけは自分で入れた。
「め」と打つとメールアドレスが出てくるのをふたつ登録した。
すんなり使えないSuica
つまづいたのはSuica。旧端末WALLET でSuicaの設定を削除して、新端末で再設定して、Suicaデータが移行される。
しかしそれだけではSuica が支払い端末に反応するわけではなく、日常生活で二度ほど躓いた。これは「Apple Payに設定したSuicaは「エクスプレスカード設定」を行わないと、改札含めご利用の都度、生体認証(Touch ID/Face ID)が必要となります。必ず設定をお済ませの上、ご利用ください」を設定していなかったから。そうかー、過去にそんな設定をしていたことを忘れていたよ!
カメラがすごい
見よ、この猫の美しさを! この白の毛並みの美しさを!!
(涙点のあたりがうるっとしてるけど目やにじゃないのー目やにじゃないんだよー)
原寸写真、みてくださいよ、この毛並み!!
一本一本を記録しようとするiPhoneレンズのガッツ!
日比谷公園の噴水と映画ビル。なんだこの美しさ、鮮やかさ!
夕方の市政会館。キリッとした写真。
こうやってスマホでパシャパシャと猫や町並みを撮ってみて思うのは、私が買い替えたのはスマートフォンではなくて、デジタルカメラなんだなという感想。Twitter やポケモンGOができる機能もついたデジタルカメラですよね、これ。
企業のSNS担当者は会社に買ってもらうといいよ!
企業で広報やSNS担当されている方だったら、iPhone12以降かgoogle Pixel など、SNS もできるめっちゃいいカメラ(スマホともいう)を会社に談判して経費で買ってもらうことをおすすめいたします、というお話でした。128GB 税込99,800 円という消耗品扱いの価格という点もポイントです!! みなさまもぜひ!