日本橋東宝シネマで。IMAXで見たかったけど、時間帯があわなかったので普通版で。
あの青いセーターもトム・フォードのなんですかね、あれかっこいいね・・重そうだけど。
映画の序盤では「帰ったら銀色のアストンマーチンの値段調べなくっちゃ!」などと思ってましたが、途中のアクションで「いやー、やっぱランクルだわ、ランドクルーザー最強だわ」と考え直させられる作品でした。うふふふ。
今回の悪党役のラミ・マレックがまとった日本的アイテムもオリエンタルでミステリアスだけどベタというわけでもなく、質のいいものが選ばられていたし、ラミ・マレックの丸い石庭のおうちは素敵で、あのローブとも作務衣ともつかぬ着心地の良さそうな羽織も売ってたら買ってみたい。「ダニエル・グレイグが畳の上で! あんなことを!」なシーンも衝撃的だったし、
田端の何気ない(かなり小さな)畳屋さんにずーっと貼ってあったんだけど、あの衝撃シーンに使われたのかなぁ。
まさかボンドが日本式○○○をっ?!っていう。 pic.twitter.com/MrOZEmcTT2— よもぎとひかり (@ayanono701) October 7, 2021
ロケ地のフェロー諸島やノルウェーの森も美しく(ノルウェーはミッション・インポッシブルと007の二大スパイ・アクション映画のロケ地となったのですね、そういう招致してるのかしら)、イタリアにあんな観光地があるの知らなくて世界びっくり観光ガイドとしても大活躍。いつもの事務方の人々も相変わらずで、Q役のベン・ウィショーは役作りのためにかなり体重絞ったんじゃないかしら、セーターがだぶついていたもの。前作で退場したひとたちが写真だけで登場するのも、世の無常というかなんというか。スクリーンの中でクリストフ・ヴァルツに再会できたのは嬉しかったわ!
本作はもともとダニー・ボイルが監督していましたが途中で降板し、そのあとを引き継いだのが日系アメリカ三世の父を持つ、キャリー・ジョージ・フクナガ、44歳。彼のInstagramに撮影時の様子が少し載っているのですが、あのバイクのスタント、やっぱりどうかしてたんだね、ぜひご覧くださいませ。
さようなら、ダニエル・グレイグのジェームズ・ボンド、007は次の世代へ。